去年だと思うのですけど、ヤフーの広告で「値上げに応じないてくれない相談がありましたら、連絡ください」みたいな、どこの省庁だったか、忘れたのですけど、あったんですよねぇ。
そんなこといっても、握りつぶされて終わりじゃないだろうかと思ってたのですけど。
ちゃんと実を結んだのでしょうか。
値上げに応じる=賃上げ効果がいわば、セットとなって、賃上げしていかなければ、経済が回らないというところか、コロナ過から値上げされていきました。
が、しかし、相変わらず、値引きという伝票が出てきてまして、「もうそういう時代じゃないでしょうに。」と思っていたわけですが。
値引きをしないと、注文しないというのは、リーマンショック後に横行してまして、毎月注文のある客先がいうのなら、まだしも、滅多に注文してこない客先なども「値引き要求」とかあったようです。
コロナ過から、費用がかさんで値上げするしかないとなり、円安も相まって、仕入れ先から値上げのお知らせが届き始めてました。
それに応じて、商社である会社も、客先と値段交渉の際、値上げをお願いしているわけですが、応じてくれないのです。
半年前の注文の値段では、仕入れ先も相応の値段で応じてはくれず、伝票のやりくりが施されて、下っ端はもう、大変です。
入った商品を照合するのに、注文番号がちがうのはよくあることですし、変更連絡も伝わっておらず、何がなんだか、分からない状態で、確認作業という無駄時間に費やされてます。
値引きをするっていうことは、そういうことなのですよ。
無駄な時間をつくらせ、奪ってしまうのです。
大手、大企業が減額横行していると、それが当たり前に麻痺してしまいます。
そのしわ寄せってどこにいくのですか。
日本っていう国は、ものをつくることができても、材料を生み出すことは皆無です。
工業系など、その材料は輸入ですよ。
いま、円安なのに、輸入品で製造したものを減額とか、無理難題です。
インバウンドで観光業が景気盛んとなっているようですが、その反面、円安でどうにもこうにもならない企業はどんどンつぶれて行ってるでしょうか。
私自身、クーポンやら値引きやらって、あふれているところで、それに左右されないように、買物しているつもりですが、値引きしたものにお得感はなくなってきました。
値引きされてなくて、悔しいとか、思わないようにしようと思うようになりました。
(映画は当日料金でみることがないのですけど、衰退していってるなぁとは思います、二極化してますけど)
商業施設も、賑わっているところもあれば、閑散としていってるところもあります。
お金の回らない(出して入って)ところ、ものは、衰退していくしかないと思います。
費やすところは費やして、節約できるところは節約できればいいですが、値引きは考えものだなって私は思ってます。