イペ木材、イペの木は、水に強い、強度がある、シロアリが湧かないなどの理由で、
南米各地から日本に輸入されています。
紫イペエキスとは、樹皮の内側の成分のことであり、木材そのものではないということです。
また樹皮そのものでもありません。販売者の中には、様々な形態があり、イペ被害にあった人の
お話をお伺いすると、木材で起きる症状と似ていることがあります。
安いからと飛びついても、偽物をつかまされるといったことも十分に考えられますので、
紫イペエキスの情報をしっかりとお取りになって、ご使用いただけるようお願い申し上げます。
紫イペ研究会:里見智忠
南米産の木材(イペ)について
南米からは、イペ、レッドウッド、アマゾンウリン等が輸入されています。
イペ木材の特徴
イペはブラジル、ペルー、パラグアイ、ボリビアを主たる産地とする南米のノウゼンカツラ科の広葉樹で、別名「ラパチョ」「パオロペ」などとも呼ばれています。原木は直径0.6~1mで、樹高は大きいもので40m程度あります。
色合いは心材と辺材の境界がはっきりしており、辺材は黄白色、心材は黄緑色から緑褐色をしています。空気に触れて徐々に濃褐色に変わります。
イペは、熱帯アメリカに分布し数種あることが知られており、その中でも紫イペといわれる種類は、導管中に防虫効果の高いラパコールを豊富に含んでおり、近年、このラパコールに抗癌作用が認められたことで、健康食品や医薬品にも用いられています。
非常に重硬で、耐久性も非常に高く、日本でも古くからウッドデッキとして採用されており、水のかかるような条件の悪い場所でも15~20年はもつと言われています。耐腐朽性も高く防腐剤などの薬剤処理も必要のない木材です。
ウッドデッキ材の代表格として実績も豊富で、港湾エリアの桟橋やウォークデッキなどの公共物件で
多く採用されており「東京アクアラインの海ほたる」「横浜大桟橋」「上野公園の不忍池」などが有名です。
イペ木材の注意点
加工時に出るおがくずで、人によってかぶれることがあります。
特にイペ材の場合は、加工時の粉砕時のおがくずの粉砕が、人によってはかぶれたり、おう吐、アレルギー反応を起こす場合があります。
これは、おがくずが発生する加工時のみで、ウッドデッキ完成後は心配ないため、気になる場合は、マスクやゴーグルをして作業してください。
参照:ウッドデッキ樹種別の特徴
