猫・犬・読書・雑感・備忘録
                    イチゴケーキ訪問ありがとうございますイチゴケーキ
                    
                      当ブログはリンクフリーです。
               (と、一丁前に書いてみました。笑って通り過ぎて下さい)
      
                       
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

越冬ジョロウグモのその後

前回アップしたあと、巣の形が崩れ葉陰に移動していました。もう巣を張る力は残っていないんだなと思いました。

1月25日

 

 

 

2月に入っても生存確認できていたので、すご~い!と

驚いていました。

2月2日

 

 

 

 

でも5日には雪が降りました。雪の前の日(4日)には姿が見えなくなっていたのですが、確認できず、今日確認させてもらったところ(我が家ではないのですあせる)、地面の上にきれいな形のまま落ちて寿命を全うしていました悲しい

越冬ジョロウグモ

ちょっと珍しいと思ったので備忘録として

思わず触って確認してしまいましたが、ちゃんと生きていました。

もう巣はボロボロで補修する元気はなさそうですが、

雪が降った日もあるのに今日まで生き延びていることに驚きました。

 

『福島第一原発 メルトダウンまでの50年』

福島第一原発 メルトダウンまでの50年――事故調査委員会も報道も素通りした未解明問題/明石書店

¥2,160
Amazon.co.jp

2016年3月11日 初版第一刷発行


久々のブログで書き方も忘れかけてしまいました.

この本はお薦めです.



事故調査員会の方々は本当に気がつかなかったのでしょうか,それとも,それさえも故意だったのか…真相はわかりませんが.

『巨大津波は生態系をどう変えたか』

 巨大津波は生態系をどう変えたか―生きものたちの東日本大震災 (ブルーバックス)/講談社

¥1,080
Amazon.co.jp

2012年4月20日 第1刷発行


あれ…今気がついたんだけど,てっきり,今年の4月発行かと思っていましたあせる
もう2年以上前の本だったのですね….

と,いうことはなおさら続編が望まれます!!是非!!



 東北の豊かさに憧れて東北に移り住んでいた自然写真家が見た生態系の変化が,つぶさに書かれています.「12月までに津波跡地で過ごした時間は約100日,福島県いわき市から青森県下北半島まで,気がつけば5万キロを走っていた.」というのですから,ものすごいことです.

 一番印象に残ったクモの話だけ引用させて下さいおじぎ
 
 「東北地方では,黄色と黒の縞模様の大きなクモで身近に見られるものには3種類がある.海岸のクロマツ林の中で見られるコガネグモとジョロウグモ,水路や水田に多いナガコガネグモだ.津波跡地を歩き続けていて,ナガコガネグモは各地でススキやヨシの間に網を張る姿を少なからず見かけたのに対し,コガネグモの姿はたった一頭しか見られなかった.名取市広浦の,見渡す限りなぎ倒されて茶色に染まったクロマツ林の中で,大きな網を広げているコガネグモのメスを見つけたのは7月24日だった.各地のクロマツ林を連日のように歩き続けても,ほかではついに見ることができなかった.」
 
 「コガネグモは秋のうちに卵から孵化し,幼体は糸を吹き出して風に乗って移動する.そして,林の中で小さな網を張り,越冬までの間も餌を捕らえながら成長する.それに対し,ナガコガネグモは冬までに卵が孵化するものの,厚い糸で覆われた卵囊の中で春までを過ごす.3月11日の津波の際に,コガネグモはごく小さな幼虫であり,木の枝にしがみついていたはずだが,ナガコガネグモは越冬用のしっかりとした卵囊に守られていた.それが両者の明暗を分けたのだろう.水を通さない厚い糸に覆われた空間では生き残れても,枝にしがみついた数ミリの幼体では,津波を受ければひとたまりもなかったはずだ.」

 「今回はたまたま3月に津波が来たから,その時に幼体だったコガネグモがほぼその姿を消すことになったが,これがもし晩夏や初夏に起こっていれば,むしろナガコガネグモの方に大きな影響があったに違いない.」

 「大型のクモの仲間では最も普通に見られるジョロウグモも卵で越冬する種類で」「震災後,クロマツ林の中でも津波の影響の少なかった場所に限って確認できた.柔らかい卵囊を木の枝に産むので,波を受ければ海水が卵囊の中にまで入り込んでしまうし,それ以前に,多くの卵は幹から剝がれて流されただろう.春には幼体が糸を吹き出し,風に乗って拡散する習性を持つが,津波跡地ではごく一部にだけまとまって見られたことから,春の風に乗って拡散することはほとんどなかったのだろうと考えられた.」



 エピローグの言葉も心に残りました.
 
 「それなりに感情が揺れ動いた1年だった.複雑な歯車からいくつもの歯が欠けるように,多くの生き物が姿を消した.おそらくこれから数年のうちに,いくつもの絶滅を確かめなければならないだろう.それは,つらく寂しいことだ.だが何より,今回ほど人の生活,社会の復旧を最優先に考えたこともまた,これまでになかった.だから,「珍しい虫が津波をくぐり抜けて生き残ったから大事にしましょう」などと短絡的なことをいうつもりはない.ただ,私自身が憧れてやまなかった東北で,カワラハンミョウやヤマトマダラバッタが足元から飛び立ち,上空をコアジサシが舞い,海浜植物が咲き誇る砂浜をこれからも歩きたいし,暑い日差しの下,ヨシ原に分け入り,飛び出すヒヌマイトトンボの姿を目で追っていたい.豊かさに憧れて東北に住むようになった者として,その「豊かさ」にはいつまでも残っていて欲しいのだ.」



 読後は,庭にあるデカデカとしたジョロウグモの巣さえ,いとおしく見えるようになってしまいました.

 本の中では,今回失ったものの全てが震災だけのせいではないことが強調されていました.これまでも津波被害はあったけれど,今回ほど人の手が入った後での震災被害は,昆虫たちにとっては全くの別物であるというのです.
 植物は,成長の早い外来種に取って代わられてしまうのではないか….放射能の影響は….
 写真がたくさんあり,解説も分かりやすく,一字一句も読み落としてはいけないような気持ちで読み終えました.
 オススメです.

『食べない人たち』

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)/マキノ出版

¥1,404
Amazon.co.jp

平成26年7月20日 第1刷発行
平成26年8月18日 第2刷発行

備忘録として(個人的メモ代わりです.すみませんおじぎ).



秋山佳胤(あきやまよしたね)さん

森美智代(もりみちよ)さん

山田鷹夫(やまだたかお)さん

背乗り

ちょっと気になったので,備忘録として…
よかったら皆さんも読んでみて下さい.

【背乗りの疑い】慰安婦問題を巻き起こした、吉田清治氏は死亡していたとの報道。

スカイツリーにセミ

セミの写真は撮れなかったのだけど…

8月13日,スカイツリーの展望デッキ(高さ350m)にて,窓の外に,飛んでいるアブラゼミを見ました目



この高さですよ~あせる

セミに気がついた方達は一様に驚いていたように思います.

でも,冷静な方がお隣で「上昇気流に乗ってきたんだな…」
とつぶやいていたので,なるほどなあ…と思っていました.



探したら,もっと高いところでも見ている人がいました!
「ワールド・ファイナンシャル・センター94階にセミが」
(ここでも上昇気流って書かれていますね.)





あのセミちゃん,無事に下りられたのでしょうか…!?

初ホタル

やっと,やっと,今年も見ることができましたラブラブ
ホタルちゃん1匹ホタル,飛んでました音譜

今年は去年より気温が低い気がして,観察は5月1日から始めました
(去年は余裕を見て4月の終わりから始めたものの,観察出来たのは5月10日だったので).

ゴールデンウィークが過ぎてもまだ肌寒くて…
ここ数日,やっと日中が暑いくらいになったものの,
夜観察していると,まだ肌寒さが感じられます.


それにしても,こんなに遅いなんて…と不安でした.
もしかしたら,今年は観察結果ゼロの始まりの年なのかも,なんて思ったり.


実は,去年のシーズンが終わってから,下流の方で三面水路の工事が行われたため,
今年は観測できるエリアが約半分になってしまいました.
(それでもあきらめきれずに,時々は下流まで観察に行っています.
 もしかしたら水抜き穴から出てくるのでは…という淡い期待を持っています)



それと,今年は,もう一つ悪い条件が重なりました.
この付近一帯の下水工事が終わり,
今まで浄化槽だった家は,ほとんど下水に切り替えています.
なので…皮肉なことに,去年より,かなり,水路の水が汚いのですしょぼん


勝手な推測かもしれませんが…
上流の方のくみ取りのままの家は,家庭排水をそのまま流しているので,
今までは浄化槽の家庭から出るきれいな水も結構あったのに,
今年はそれがなくなってしまったため,
汚い水ばかりが流れている,という悲しい状態なのでは…と思っています.
気のせいか,一部,ヘドロのようなものがたまっていて,少々臭うような….



この近所で聞いた話をまとめてみると,
50年くらい前まで(この辺は田んぼだったらしい)はいたよニコニコ
というホタルが30年ほど途絶えて…
(単に,この間観察した人がいなかっただけかもしれませんが)
20年くらい前(この辺に家が増え始めた頃)から再び目撃情報が出だして…
7年くらい前からさらに家が増えたものの,
浄化槽が標準装備だったため,ホタルは増え続けたものの…
去年からの下水工事の普及で,あっけなく
ゼツメツ寸前に追い込まれてしまっているのかもしれませんしょぼん



また明日も,今日のホタルちゃんに会えますように‥.

入ってるし!! 「消滅可能性:全896自治体一覧」


消滅可能性:全896自治体一覧

2014年05月09日
 「日本創成会議・人口減少問題検討分科会の推計による「消滅可能性」896自治体。数字は、2010年から30年間での20~39歳の女性人口の予想減少率。」

◆福岡

北九州市八幡東区51.0

大牟田市56.9

柳川市53.4

八女市57.7

大川市53.0

中間市57.3

嘉麻市61.1

朝倉市55.5

みやま市59.3

芦屋町56.8

水巻町60.0

小竹町64.3

鞍手町68.1

桂川町57.4

東峰村63.3

香春町56.5

添田町57.1

川崎町67.9

赤村 53.9

福智町52.0

みやこ町60.4

築上町56.3


これはないよな…と思った話

以前紹介した本なのですが…
『宇宙で暮らす道具学』


なんかやるせない気持ちになってしまうブログにたどり着いてしまいました.

どうも内容がかぶっているような気がして…

ブログを削除してしまおうかとも思ったのですが
せっかく勇気を出して書いた方の気持ちを思うと
こちらをあわせて紹介した方がいいのかな,と思ってみたり.


そっとしておいた方がいいのかな,とも思ってみたりしたのですが.

備忘録として残して置きます.


「東大研究室であったこと」




宇宙で暮らす道具学/雲母書房

¥1,890
Amazon.co.jp


1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>