黄昏眩しく紅い陽の世界には雲海とは思えぬ雲原の静けさ1つ星と共に現れた深海のごとき空と海頼りなくも確かな翼の明かりと遠くから確かな光この波間の行く末も辿り行く大地も息もなにも知らず交わらなくもただそこにある明かりただそこを目指し飛ぶまだ見えぬこの翼拡げ滑空するが如く堕ちるなら落ちようと茜雲を越えて仄暗き雲の波呑まれて 足掻いて辿り着く貴方の下仰ぎみるあなたは愛しき誰そ彼