お茶湯
お茶の恩人であるSさんが102歳の天寿を全うされたとのお知らせが届きました。先月父子さんのお稽古後におばあ様であるSさんがお亡くなりになられたとお聞きしましたがその時は帰宅時間が迫っていたのでゆっくりお話しをお聞きすることも、ましてお茶湯をして貰うことも出来ませんでした。次の日に私一人でお茶湯をさせて貰いましたが、今月のお稽古では父子さん達と一緒にSさんを偲びながらお茶湯をして頂きたいと思っています。その時の為に今日は以前に撮った写真の中からSさんの画像を探し出し印刷して飾り、その前にお茶とお花をお供えさせて貰いました。写真は平成22年1月初釜の時、お着物でお越し下さった時のもの。お軸はSさんから頂いたものを掛けさせて頂きました。Sさんご自身が書かれたもので、上品で優しい筆使いはSさんらしさが感じられます。表具も好みの紙や軸先を選び、ご自分で表装されたものとお聞きしています。この画像では色がはっきりわかりませんが、中回しは可愛い小花が描かれてあり、軸先は朱色の綺麗なものです。今の私のお茶生活があるのはこの方のお陰と言えるかもしれません。