昨日もカンカン照りの猛烈な暑さが戻ってきた。夕方にはゲリラ夕立が各所で大暴れしたようだが、我が多摩地方は遠雷も聞こえず涼しくも無し。

散歩道には少し人出があったが、まだ閑散とし、狂い咲きのヒガンバナがヒョロリと「咲いたよ!」と叫んでいるだけで寂しい。

 

 地震は南西諸島の奄美大島で最大震度2 M=4.0 震源深さは10㎞の他は最大震度1の微弱地震だけでお休み。南西諸島の下へはフィリピン海プレートが沈み込んでいるので先日8月8日の日向灘地震と同じ性質の地震が多発しているがそのうちの地震であり巨大地震への発展はないはず。

 

 

 8月8日の日向灘地震が巨大南海トラフ地震の震源域の1部割れで、今後全割れの巨大地震に発展するかもしれないので1週間は「注意」が必要と 大きな社会不安を起こしたが、「空振り」であった。しかし、「これで終わったのではなく、まだいつ来るか分からなないので注意怠りなく、は続く」とのご託宣。その根拠らしいのが専門家である京都大学の西村教授によってNHKで次のように発表された。

 

「今月8日に日向灘で発生した地震の影響を分析したところ、南海トラフの想定震源域では目立った地殻変動は観測されていませんでした。その一方で、南海トラフ沿いでは下の歪み分布図のように巨大地震を引き起こすひずみは着実に蓄積されているとして「巨大地震は、臨時情報が出ていない時に起こる可能性の方が高く、今回の呼びかけの期間がすぎても、日頃の備えを続けておくことが重要だ」と指摘しています。

 

 

 歪みが溜まって巨大地震が起きるという物理説は間違っています。マグマ溜まりが巨大化し大量の水素がマグマ溜まりの天井付近に広がり、さらに高温になり酸素が分離することで着火、延焼爆発することで上に載っている陸のプレートを跳ね上げ海溝型巨大地震が起きるのは能登半島元旦地震でお勉強したはずです。その前3年間 群発地震調査研究の国家プロをリードしていた彼らは能登半島元旦巨大地震を見落とし、大被害となったのに反省がないのだろうか?能登半島群発地震のマグマ溜まりの一部が弱層である海底活断層下に拡がり、これが着火して大爆発することで能登元旦地震が起きたはず。この元旦地震が海底活断層を広げたのでここから海水が大量に浸み込んでマグマ溜まりを冷やしたことで3年半続いた群発地震も終息したはず。

 

 日向灘での沈み込みでのフィリピン海プレート内での弱層にはマグマが発生し、これに海水が浸み込んで熱解離を起こし酸素と水素が生まれ地震が起きるのです。四国沖にはその気配は全く無く100年以上微弱地震がないのはマグマがないことです。昭和南海と昭和東南海地震は阪神淡路や濃尾地震あるいは伏見地震、福井地震、能登半島地震などと同じで太平洋プレートからのマグマが上昇して起きる中部地震帯での地震であり、フィリピン海プレートの北進での沈み込みによる地震ではないはずです。

 

 フィリピン海プレートは日向灘の方へ西進しているので歪みはたまってもマグマはたまりません。歪みは物理論であり能登半島では4000回も群発地震が続いた後に元旦地震が起きています。その余震は歪みが溜まって割れて起きる活断層の地震ではないので、「空振り」だったはず。熊本地震も数万回、松代地震も70万回も地震が起きています。これが全部活断層に歪みが溜まって切れることで起きるのですか?地震は物理現象ではなく化学現象のマグマの爆発で起きるのです。

 直下型でも海溝型でも同じです、その上に断層があると 断層は弱層であるのでまたずれることで「活断層」と言われ、縮められた陸のプレートが乗っていると「海溝型地震」であり いずれも結果です。

 

 さて、今日の雪景色は五箇山 この雪景色でも眺めた頭を冷やす必要がありませんか?