昨日は朝から晩まで本降りの梅雨本番。そんな中、図書館で借りてきた本が期限と練っていたので、散歩道はぬかるんでいるのでちょ遠回り廻りだが普通の道を歩いて出かけてきた。その中の1っ冊に京大教授 巽好幸の「富士山大噴火と阿蘇山大爆発」とい幻冬舎新書があり、今書いている拙著「間違いだらけの地震学・火山学・火災学」の富士山は噴火するわけはない。の真逆での定説となっている本を見つけて、早速読んでみた。

 

 雨のアジサイはしっとりしていて良いのだが薄暗いので、撮りためたものを2枚。

 

   

 

 地震はあちらこちらで起きていた。いずれも微弱ながら沖縄近海では最大震度3 M=4.7 震源深さは30㎞ すぐ6時間後にもほぼ同じ規模の字sんが観測されている。その他には瀬戸内で最大震度2 M=2,8 資源深さは10㎞。

 

  

 

 沖縄の地震はフィリピン海プレートの沈み込みによるものでプレート内にはマグマが出来易く周囲にはいくらでも水があるのでこれが熱解離して酸素と水素に分かれマグマ内に溶存され、上昇し水素は400℃くらいでマグマ内に浸み込んで、さらに900度くらいに温度が下がると酸素は分離することで両者は結合し、爆発となる。この爆発・瀑縮・水・・が繰り返したので、今後も同じ程度より小さな余震は観測されるはず。

 瀬戸内の地震はもともと瀬戸内海の誕生の時には瀬戸内海には火山があったはずで大昔のマグマ溜まりの熱解離ガス、あるいは硫化水素ガスが爆発して起きた地震であり、地震学者が鵜の目鷹の目で探しているスロー地震でもないし活断層でもない。

 

 地震はどんな地震でも起こるべくして起きている、「想定外」「未曾有」などの言葉は地震学の「敗北宣言」敵前逃亡」「税金泥棒」「オオカミ少年」「目くそ鼻くそ」の部類。

 

 さて、巽教授の「富士山噴火」を拾い読みしたが、こちらも「目くそ鼻くそ」従来定説の間違いだらけの地震学に立脚してその上塗り間違い論理を正当化してだけで得るものは無い。

 

 例えば、富士山噴火は東日本大震災などの巨大地震の後には必ず起きている、その理由は「プレートが緩んでマグマ内の水が発泡してサイダーをゆすったようにマグマが軽くなって噴火が始まる」が実は何事も無し。今度は「南海トラフ地震」が来る。フィリピン海プレートの北上に押されてマグマ溜まりの圧力が高まって、多数の噴火口が富士山の麓に出来ている。大量の火山灰が出るが、これはマグマが急速に冷やされガラスの破片になって飛散する。そのエネルギーは数千万トンの火山灰を上空2万mに放り投げるエネルギーで、地震ではM=9以上の大きなエネルギーに相当する。ほかには「次の大地震」という沖縄大教授の「地震の目」理論に対する反論。こんなデマ情報みたいな論理にムキになって反論するのは如何なものだろうか?

 

 拙仮説も巽先生には送っているはずだが、無視されている。

 

 最後には火山学のレベルの低下を嘆き このままでは巨大カルデラ噴火で、日本が無くなることまで書いて脅している。

 

 このように火山学の第1人者を自認している大先生が間違いだらけの地震学に基づいて建てている論理であるので間違いだらけになるのは当たり前。その間違い論理で山体崩壊やカルデラ噴火という大爆発の解説をしているが到底全部信じられない。

 

 さて、今日のスケッチは