昨日は日曜日 いつもの時間にいつもの仲間といつものコースでラウンドを楽しんできた。病み上がりの上に難コースの奥多摩コースに挑み、結果はまずまずの丁度100点。ほとんど病気での3日間絶食点滴、1週間の散歩なしでのリハビリなしでの兆戦ではあったが、何とかしっかり回ることが出来た。

 

 地震は千葉県北西部で夕方2回連発していた。19時16分には最大震度2 M=4.1 震源深さは70㎞ 20分後の19時35分には最大震度2 M=4.2 震源深さも同じ70㎞。

さあー地震学者さん この地震のメカニズムを説明できますか?こんなに深い所は熱でプレートは軟らかくなっているはず。活断層ではないだろうし、プレート境界での歪みの限界でもないだろうし、しかも、同規模で同位置での連発地震であるので地震学者には説明出来ない。だから「津波の心配はない」だけのコメント。当たり前!誰も津波の心配などしていません。

 首都直下地震の卵の核になる危険な地震です。

 

   

 

 その余の時間は図書館から借りてきた火山の本を読んで暇つぶし。昨日も書いたが、何と火山学の無責任さが良く分かった。というのは、ほとんどが、地震と同じで、火山噴火がありました、マグマ噴火です、あるいは水蒸気噴火です。だけでそのメカニズムについては昨日書いた通りまるで子供も騙されないような仮説で説明している。

 これでは、例えば、磐梯山の山体崩壊で五色沼が出来たり、鳥海山の山体崩壊で象潟、雲仙眉山での九十九島、北海道の駒ヶ岳、日和山、などなどの山体崩壊という大爆発についてほとんど触れている冊子はない。それで良いのだろうか?

 

 富士山の大噴火で日本列島の分断など まことしやかにハザードマップを作って、避難訓練をさせ、脅しているが、根拠は周期説、宝永火山噴火から300年というだけ。

 宝永火山噴火と富士山噴火のメカニズムの違いも分からない火山学者のノー天気さにあきれている。

 

 富士山の周囲には温泉がない、山頂の噴火口には水溜りもない、川がない、山頂でもマグマが固まった青木ヶ原の風穴の中でも硫黄臭さがない(マグマの中には酸素がない)。しかも日本1の高い山で、どこから見ても三角錐の独立峰で日本の寶(山頂では凍結融解などの浸食もないので尖がっている)。

 即ち富士山は水の山と言われ地下水は豊富だがマグマ溜まりが無いので火山灰を噴き上げ火砕流を巻き起こすような大噴火が起きるはずがない。 

 

 火山灰を噴き上げる程度の噴火など被害は限定的だが、山体崩壊の危険性のある火山は日本にはないのだろうか?火山本部が立ち上がったとのことではあるが、研究予算の獲得だけの本部なら、地震本部と何も変わらない。しっかりと火山噴火のメカニズムを調べ、山体崩壊という大噴火の調査と研究が喫緊の課題であるが、たくさん読んだ火山学の中には見当たらない。

 

 昨日も書いた日本火山学会の「火山噴火127の疑問」の中では、磐梯山の山体崩壊についてはチラッと書いてあったが「水蒸気爆発」とこのと。あの山を吹き飛ばすような大噴火の原因がマグマの熱で地下水が蒸発して出来る「水蒸気爆発」の一言では答えにならない。猪苗代湖を造ったもの磐梯山の山体崩壊で出来たのです。

 

 という事で、今日のスケッチは鳥海山の噴火で出来た、象潟。周りの田圃は象潟地震で隆起して海が干上がって出来たもの。鳥海山の山頂は吹き飛ばされて無くなっている。松尾芭蕉が「・・・西の象潟、東の松島」と詠んだほどの景勝地であった。