昨日も高曇りで過ごしやすい1日。午後になって薄日が差したが暑さはなく散歩道は「アジサイ祭り」の始まりで沢山の人で賑わっていた。でもまだアジサイは満開にはなっていない。山アジサイは満開。

 

   

 

 地震は豊後水道で最大震度4 M=4.5 震源深さは40㎞ と岩手県北部で最大震度2 M=3.7 震源深さは60㎞ の2本観測されていた。

 

   

 

 豊後水道の地震は「南海トラフ地震」の震源域での地震で地震学者さんは大量の観測機器が一斉に動き始め大騒ぎではなかったのだろうか?先日去る4月14日にも最大震度6弱 M=6.4 震源深さは50㎞とかなり大きな地震があったが、M=6.8以上ではないので南海トラフ地震ではないとのご託宣でお終い。その後も最大震度2クラスの余震が続いており、昨日は余震としては大きな揺れとなった。本当に大丈夫でしょうか?地震学者さん!

 一昨日の熊本地震の余震も気象庁の見解はいい加減で何も考えていない。天気も当たらないが地震はもっとひどい。

 

 昨日の豊後水道の地震は弱層となっているユーラシアプレートの下面とフィリピン海プレートの天井付近の境界付近に溜まったマグマの水素爆発で、4月の地震より10㎞浅いところで起きている。即ちマグマ溜まりが50日で10㎞上昇したことになり、危険性が増してきたのではないでしょうか?

 

 南海トラフ地震のようなプレート境界のアスペリティ(固着体)が切れたり、その前兆のスロー地震を観測していても普通の地震を見逃して良いのでしょうか?そんな生易しいエネルギーで地震は起きません。巨大火山噴火が地下数10㎞で起きるのです。重すぎて吹き飛ばせないだけで揺らすことは出来ます。それが地震です。

 

 活断層があっても無くても、プレート境界のアスペリティが何で出来ていようとも そんなことはどうでもいいのです。それは地震予知のためにはならない研究で地震後知研究というのです。マグマ溜まりの大きさと深さ位置を観測できれば予知は可能です。

 

 能登半島元旦地震もその前の3年間群発地震が続いて起きて、能登の住民はかなりストレスが溜まっているところにとどめを刺すような震度7の破壊的な巨大地震に襲われ、命を失い、財産を失い、希望まで奪われ いまだ復興の兆しも見えてこない。巨額血税を使って国家プロで観測強化している足下に巨大マグマ溜まりが拡がっているのを見落とし、200㎞も深いところから湧いてくる水溜りを発見したと騒いでいたら大地震が襲ってきて大被害、何をやっていたのですか?地震学者には責任を感じてもらいたい。

 地震後知研究に励んでいる彼等に地震予知につながる研究など期待できそうにない。では、何のために地震後知研究をやっているのだろうか?「地震が起きました、震度○○でした、津波の心配はありません、・・・」そんなことは研究しなくても分かります。

 

 豊後水道には伊方原発もあり十分注意が必要のような切迫感を感じるが、上昇と成長を続けているマグマ溜まりの大きさと深さ位置の観測が必要だろうが地震学者や気象庁は知らん顔。それで本当に大丈夫だろうか?

 

 その余の時間は東大震研卒で富士山科学研究所の所長の藤井敏嗣名誉教授の「富士山大噴火」を読んでみたが、京都大学の鎌田教授と同じ仲間で到底信じられないメカニズムをかざして、「そろそろ、大噴火するぞ そして日本沈没」と脅している。

 

 あの美しい日本一の富士山は大昔から変わっていない。そう簡単に大噴火して日本を沈没させるはずはない。富士山はほかの火山とは違ってどこから見ても富士山。「間違いだらけ 地震学・火山学・火災学」を早く仕上げたいが、間違いが多すぎてまた腱鞘炎が再発し始めた。

 

 さて、今日のスケッチは昨日と同じ伊豆半島の城ケ崎海岸。