昨日は小雨が降ったり止んだりではあったが、西日本各地では線状降水帯が発達して大雨と強風で台風並みの大荒れ。被害も出ているようだが、我が、多摩地方な未明から夜明けにかけて嵐が来るとのことではあるが、今2時まだ風も雨も無い。

 

散歩道にはアジサイがきれいに咲いている。

 

   

 

 散歩方々図書館へ行き地震や津波の本を返し、新たに火山噴火の本を借りてきた。津波の専門家の津波発生のメカニズムが間違っていると以前から書いていたが、改めて「日本科学者会議 編」の「地震と津波」-メカニズムと備えーを読んでみたが、津波の現象論ばかりでその発生メカニズムについては分かっていないか分かっていても間違っているようで実現象を合理的に説明できていない。そもそも、地震発生のメカニズムを知らない、あるいは活断層が切れて、海底のプレート間の摩擦が限界となってはじけることで地震が起きるという仮説が間違っているので、その結果、起きる津波も正しいメカニズムで説明できるはずはない。「津波が来るぞ!すぐに高台へ逃げてください!!」とヒステリックに日本中大騒ぎになるか、ほとんどが空振り。あるいは、すでに到達していました。あるいは数㎝の津波でした。…などなど「オオカミ少年」

 

 どのような条件で解析をしているのか分からないが、スーパーコンピュータでビジュアルに波を写して到達時間やその波高を動画で説明している。それをお仲間のマスコミを使って騒ぐので恐ろしい。トンガの大噴火でも、能登元旦地震でも、台湾花蓮地震でも、・・。でも外れている。計算の根拠を示さないで、東日本大震災並みの大津波がまた来るぞ!南海トラフ地震などは30mを超える大津波が来るぞ!とのこと。

 

 本当だろうか?

 

 津波は池に石を投げて水紋が拡がるなどのようなメカニズムではないのです。第1波はどうして地震発生と同時に届くでしょうか?第2波は、第3波は、引き波はどうして起きるのでしょうか?なぜジェット機より早く進むのか分かっているのだろうか?

 津波発生のメカニズムが分かっていない津波学者が脅しているだけではないのだろうか。高い防潮堤を造ったり、鉄骨で「津波避難タワー」を造ったり、発泡スチロールの「津波シェルター」など役にも立たない上に集めて殺す殺人装置と同じで経済活動をも阻害している。

 一方、津波発生と襲来のメカニズムが分からないまま造ったのか、東電福島のように回復不能の大被害を受けて痛めつけられている。今更遅いが、活断層の有無より津波の襲来を再検討してから再稼働を検討しないとならないが、これもまた無視されるだろう。

 

 地震は福島県沖で最大震度2 M=4.2 震源深さは50㎞ と能登半島元旦地震の余震で最大震度2 M=3.0 震源深さは10㎞の2本観測されていた。福島県沖の地震はすこし沿岸から離れているので13年前の3.11地震の余震だろう。

 

   

 

 その余の時間は図書館で借りてきた荒牧重雄の「噴火した!」-火山現場で考えたことーを読んで暇つぶし。彼は90歳で日本の火山学の総帥で東大震研教授から山梨富士山研究所の所長などを歴任したので読んでみたが、火山噴火のメカニズムについての話はなく、世界中の火山巡りに特化した自分史。火山学者の研究活動と日常生活でその成果については何も無し。

 

 さて、今日のスケッチは昨日の続き爪木崎で横一3枚組の右2枚。画面右の赤い花はアロエ。右側の半島は一昨日紹介の柱状節理で出来ている。