昨日はやっと晴れて清々しい陽気で野鳥たちは大喜びで喧しい。散歩道には何もないので写真はお休み。ついでに図書館へ行って借りていた本を返し新たに「間違いだらけの物理学」松田卓也、地震と津波」日本科学者会議編。「日本列島の地形・地質・岩石」藤岡達也。「南海トラフ地震」山岡耕春。の4冊借りてきて読み始めた。間違いだらけの物理学」はかなり専門的だが、今書いている「やさしい地震の話」を「間違いだらけの地震学・火山学・火災学」と言い換えたいほど物理学も基本的な間違いが跋扈している。

 

 地震は連休で昨日もお休み。

 

 政府地震調査会は定例の記者会見があり平田委員長は能登元旦地震のメカニズムについて「産業技術総合研究所(産総研)の調査によりますと、2007年から2008年の海底地形データと元日大地震発生後のデータを比較したところ、4つの海底活断層に沿って、最大で約3メートルから4メートルの隆起が確認されたということです。 活動したとみられる海底活断層は「門前沖セグメント」「猿山沖セグメント」「輪島沖セグメント」「珠洲沖セグメント」で、政府の地震調査委員会は確認された隆起は「元日に発生したマグニチュード7.6の大地震に伴う変動の可能性が高い」と評価しました。 地震調査委員会の平田直委員長は「過去に地震がおきたところで今回も同じような動きが地下であったことを示す証拠になった」と述べました。

 

という事でした。彼はすこしトーンダウンしているようで「4本のセグメントに分かれている海底活断層が地震を起こした」とは言わないで、「大地震に伴う変動の可能性が高いと評価した」と述べている。「活断層がきれて地震を起こした」という これまでの主張の間違いに気づき始めているのではないだろうか?隆起すれば隆起しないところもあり段差が出来るのは当たり前。

 

 

 そんなことより、能登半島地震での関連死が急増しているらしく、データがとれていないが、かなりの数に上り今後も増えそうだとのこと。当たり前!折角 助かった命がまた失われるのは政治の責任。5月9日の輪島の様子は下の写真の通りだが、まだ元旦地震直後から変わったのは鉄のさびがひどくなっただけで片付けは全くされていない。これでは復興の目途も立つはずがない。台湾を見習え!もうそろそろ半年で梅雨入りになる。

 

 

 その余の時間は原稿書きと読書で暇つぶし。

 

 さて、今日のスケッチは、昨日と同じところだが干潮で現れる放射状節理を発見する偶然はこの超大作スケッチを描いていたら潮が引いて海藻のついた岩の上を歩いて発見したもので、今日のスケッチは縦一6枚組の超大作の左3枚。

 左にサザエの殻の岩が見える。水が引くと中央の小さい三角岩まで歩いて行ける。左手前に丸い岩が転がっているがこれが枕状溶岩のかけら。