昨日もさわやかで穏やかな初夏の陽気で、散歩道の緑はいよいよ濃くなってきた。ウグイスやガビチョウの賑やかなこと。散歩道を歩く人も多くなっていた。写真は坂道の途中で息が上がって一休み、ウグイスの縄張りになっているところ2羽いるが、「声は聞こえるが、姿は見えず」坂の上下を写しているが急坂であるのにそれほど急坂に写っていない。どっちが登りで、どっちが下りか分からない。右が登り、左が下りを写している。

 

   

 

 地震は豊後水道で最大震度3 M=4.0 震源深さは40㎞ と種子島で最大震度2 M=3.6 震源深さは10㎞ の2本が観測されていた。

 

   

 

 豊後水道の地震は1昨日から続いており、昨日も3回観測されていた。3年はど前から群発しているのだが、その震源位置は少しずつ北へ移動しているように見える。2017年6月には最大震度5強 去年の3月には最大震度6弱を観測しその後も群発は収まっていない。

 全部南海トラフ地震の震源域での群発地震であるのに騒がれていないのはどうしてだか分からない。スロー地震ではないので関心がないのだろうか?スロー地震より危険のはず。

 

 そのメカニズムはフィリピン海プレートの西進での潜り込みによるマグマ爆発のはずだが、地震学者はフィリピン海プレートが北進していると考えているのでスロー地震ではなく南海トラフ地震ではないとタカをくくっているだろうが、かなりマグマ溜まりは大きく成長しているようで今は40㎞とまだ深いが集まり、上昇すると伊方原発は危ない。大分や松山は要注意のはず。40~50年ほど前には大分でも大地震が起きている。さらにもっと大昔には大分湾で島が突然沈んでしまったほどの地殻変動の激しい所のはずだが・・。

 

 能登群発も3年ほど続いて、その後元旦大地震が起きている。津波は起きないだろうが液状化火災での大火が無いように再チェックが必要だろう。 

 

 その余の時間は「やさしい地震の話」の執筆で暇つぶし。書き直しているが佳境に入るとまた専門用語が出てきて難しくなる。こちらも要注意。

 

 さて、今日のスケッチは伊豆半島の先端の石廊崎。縦一3枚組の大作。右遠方に伊豆大島や利島が見えている。

 

 はるか大昔(4100万年前)「太平洋プレートが北進しているときに伊豆半島はドンブラコとフォッサマグナを埋めて日本列島が繋がり今の日本列島になったのち、突然太平洋プレートもフィリピン海プレートも西進に流れを変えている」という歴史があるのだが、地震学者は知らないだろう。これが分からないと、瀬戸内海の誕生も、秋芳洞の石灰岩も、中央構造線の大断層での豊後水道地震も、付加体の堆積も、能登半島地震の発生も、昭和南海地震も、南海トラフ地震も、台湾花蓮の地震も、日向灘での地震も、昨日の奄美大島の地震も、そのメカニズムが分からないはずで大勢の地震学者が無駄使いをやっている。

 この大地殻変動は「伊豆衝突帯プレート(仮称)」の誕生として提案しているが、分かってもらえない。