昨日は予定では狭山丘陵ハイキングであったが、朝から雨の天気予報で中止延期になっていたが、雨が降ったのはぽつりと1滴だけ。どんより雪雲がかかっていたのでかなり冷えていたが、雨はない。しかし、あの寒さは早春のハイキングには寒すぎたので中止は正解。

 

 散歩道の桜は早くも葉桜も混じってにいた。道端には可憐なスミレが咲き始めた。

 

   

 

 地震は岐阜県美濃市で最大震度4 M=4.7 震源深さは10㎞と千葉南で最大震度2 M=2.9 震源深さは20㎞の2か所で観測されていた。

 

   

 

 岐阜美濃市での地震は明治時代に根尾谷断層が総延長80㎞にわたって割れてM=8クラスの巨大濃尾地震とほぼ同じ震源位置での地震。

 地震予知問題では必ず教科書的に出てくる地震であり、今も根尾谷には地震館が常設されトレンチカットの断面を見ることが出来る。この地震を活断層が切れて起きた直下型地震であると結論付けたことが、今の日本の地震学の方向を誤らせた元凶地震。

 

 断層が切れたのは地震の翌朝 目の前でニョキニョキと盛り上がるのを見た農家の手記、あるいは根尾谷では縦ずれだが岐阜市では横ずれしているなど事実を無視し、根尾谷活断層が切れて起きたと間違い定説を造ってこれが今も語り継がれている。また、濃尾平野は入ると活断層は地表から消えて伏在断層となり濃尾平野の北縁辺部に湾曲して表れたとされたいるがその理由について合理的な説明はできない。さらに本震発生後数日間は激しい良が続けて起きているが、この余震のメカニズムについては触れていないなどなど定説では説明の出来ない事象が沢山ある。

 

 この地震は昨日の地震もそうだが、能登半島地震と同じメカニズムで伊豆衝突帯プレートの下を西方向へ潜り込んでいる太平洋プレートの下半分からのマグマが上昇しユーラシアプレート内でマグマ溜まりを造ってこれが爆発して起きた地震である。明治時代の濃尾地震も同じ、昭和南海地震も同じメカニズムで起きたはず。震動伝播を見ると糸靜構造線以東への震動伝播はほとんどない。しかも震源深さは能登も松代も同じ10㎞であり、あまり穏やかではない地震。

 

 千葉南の地震も小さいながら穏やかな地震ではない。一昨日のこのブログで首都直下地震のことをルル書いたが、その通りの地震であり震源深さが20㎞であることを考えると心配な地震。下の地図の直線からはすこしはずれてはいるが、付近には沢山の小さなマグマ溜まりがあり、深いところにあるマグマ溜まりが浮かんできて合流すると恐れている首都直下地震となるはず。

 

 

 今度こそ、「想定外」は許されないが、地震学者の意見が全く信用できないので、自分で判断するしかない。

 

 地震学者はプレートテクトニクスが分かっていないし、ごちゃごちゃの岩で出来ているプレートをホモジニアスな板と仮定しないとスーパーコンピュータで計算す出来ないので、事実を無視して計算し、プレート間の歪みが限界となり、活断層が押されて切れたなど結果を衒学的に0.01%の確率や細かい震度分布をビジュアルに表現するなど素人や役人をだますには簡単である。本震で切れて歪みが解消された後数千~数万回続く余震の説明は出来ないので無視する。科学的に説明のつかない周期説を振り回しているので当たるはずが無く「想定外」となって大震災が繰り返されている。

 

 このニセ仮説での計算結果で「南海トラフ地震が起きるぞ」などと脅すことで血税をしこたまふんだくってどぶに捨て名誉と安寧を享受しているのが地震学教授。

 

 結局 真逆の事ばかりで予知は明治以降 関東大震災だけ当りで他は全敗。

だが、首都直下地震が起きると日本沈没となる危険性が有るのでしっかり予知して命だけは奪われないように見逃すことは出来ない。

 

さて、今日のスケッチは北茨城 小五浦海岸での褶曲地層