昨日もまずまずの冬日。富士山はかすみの中。春霞だろう。ウグイス君も少し上手に鳴き始めていた。散歩道には誰もいないが、なら枯れの大枝があちらこちらに散らばっており危険。

 

   

 

 地震は真夜中、12時丁度にトイレに起きて水を飲んでもう一寝入りと休んだところでゆらゆら揺れ始めた。TVをつけたら緊急地震速報で福島県で5弱とのこと。それだけ確認して二度寝。

 

 福島の地震は昨日と同じ拙仮説の「第2東日本地震」最大震度5弱 M=5.8 震源深さは50㎞。その他青森県沖でも最大震度2 M=4.6 震源深さは60㎞こちらも兄弟地震。

 

   

 

 昨日も書いたが、今日の第2東日本地震は多分同じマグマ溜まりでの昨日の地震の余震。余震の方が大きいのは熊本地震でも同じ。まだ余震は続くはず。いずれも太平洋プレートの天井付近でのマグマ爆発。被害の情報はないが、少し出ているはず。心配なのは震源近くにある福島第2やら東海村他エネルギー基地での地盤の隆起。まだ深いので影響はないだろうが、かなり大きなマグマ溜まりに成長するはず。これが集まって上昇し北米プレート内へ昇り 深さ20㎞位になると原発村は危険極まりない。震源が海岸近いので震源上の海水量は少ないので被害を起こすような大きな津波は起きないが地盤の隆起が原発施設の不等沈下(隆起)や取水機能の破壊などが想定される。防災担当の人たちは防潮堤ばかり高くすれば安心と思っていると また「想定外」となりますよ!

 地震学者は「地震が起きました」 だけが仕事で(本来は天気予報のように「いつどこでどの程度の地震が起きるか」が仕事ですが、到底 無理)、地盤が隆起だろうが、沈下だろうが、崖崩れだろうが、長周期だろうが、同時火災だろうが、家がつぶれようが・・・無関係 それはそれぞれ防災担当の仕事。

 

 昨日の続きの勝ち組の「鼻くそ」活断層歪み説の東北大の2教授と立命館大の特任教授は予想通り、Yahooニュースのデマ情報誌にそろって投稿し、千葉東方沖地震ではスロースリップが観測されておるので「関東大震災と同程度の地震となり、東京湾では30mの大津波が来るぞ!」の予兆地震であるのでご注意を!と馬鹿なデマ情報を出していた。だから「政府地震調査会の責任は重い」と書いたのである。彼等にも拙著を郵送して読んでいるはずであったので、しばらく静かになっていたが、能登半島での海底活断層の発見が「鼻くその勝ち」と言われたので元気を取り戻してしまった。

 

 残念ながら、また出直し!

 

 でも鼻くそは鼻くそ 役に立たないし汚い。3.11地震の後に太平洋の海底へ配備した大量の海底地震計(S=NET)は役に立っていますか?今後も役に立ちそうにありません。

 

 

 今日の福島沖の第2東日本地震をどう説明するでしょう?これは以前から拙ブログで書いている通り「13年前の3.11地震で日本海溝付近で陸のプレートが跳ね上がったので、海溝下の目詰まりゾーンが解消され、新たに東北地方の太平洋沿岸に出来、丁度深さ50㎞付近が層境であるのでここが目詰まりゾーンとなり、その下に新たなマグマ溜まりが出来て、これが爆発、爆縮した」ことで起きたもの。地震に海溝型も活断層型もありまっせん。

 

 歪みが溜まって、水溜りが出来てなど 物理現象である目くそ鼻くそ説では説明できません。

 

 さて、今日のスケッチは昨日に続いて犬吠埼。かなりの隆起があったのだろう、左の崖面には渚位置にできる「リップルマーク」が沢山ついている。これは崖面が水平になって波で洗われるときに中に石が入って岩面に穴が開いたもので、まだその石が残っている孔もある。伊豆衝突帯プレートの生成の痕跡。先日紹介した野島崎も地震で隆起している。能登半島も今回の地震で隆起した。