昨日は朝から氷雨が降り続いて午後からは大雨となるとのご託宣ではあったが、それほどの大雨ではなくただ降り続いていた。という事でお散歩はお休みで、写真もお休み。

 

 地震は千葉東方沖で最大震度3 M=3.1 震源深さは30㎞といつもの群発が1件だけで他はお休み。政府地震調査委員会では「今後も最大震度5程度の地震が起きるはずだから注意怠りなく」とのこと。「この海底ではこの数年にわたってスロースリップが何度も観測されている」とのことであるので注意が続いていたらしいが、「スロースリップと大地震の関連性が分からない」とのこと。

 当たり前 かさぶたを調べても病巣とは無関係でしょう。

 

 

 11日 政府地震調査委員会では能登半島の地震発生のメカニズムについての評価を海底活断層であるとの事になり、水溜りの水が活断層に浸み込んで割れて起きた説は敗北。いずれ目くそ鼻くその内の鼻くその勝ち!

 

 海底活断層が昨日はピンボケだったが、少しはっきりとした写真が出て、明らかに今回の元旦地震で動いた海底活断層であるとのこと。

 

 

 この写真のキャプションでも「元旦の地震で動いたとみられる断層」で「この断層が津波を発生させた可能性」と書かれている。即ち、地震を起こしたのではなく地震で動いたという結果の活断層の割れ目です。昨日のピンボケ写真ではいつ動いたのか特定できなかったが、今回の写真で、割れ目が新鮮であることが決め手だったらしい。

 

 自分たちでも「活断層が出来たのは結果です」と言っているのに、この結果を原因とするなど、地震調査会はどうかしている。

 

 あの強烈な地震動が活断層が切れて起きた などの生易しいものでないことが分からないでしょうか?地震を起こしたのはあくまでも海底でのマグマの水素爆発です。珠洲市を震源として東西150㎞もの板状マグマ溜まりの天井付近での水素の延焼爆発・瀑縮で起きたのです。数千回も続いて起きた余震をどう説明するのでしょうか?終息はどのように決まるのでしょうか?結果を原因とするような間違いメカニズムでは到底答えることは出来ないでしょう!

 

 

 

 

 震源からかなり離れているあの美しい軍艦島がこのようにぐちゃぐちゃになってしまう程猛烈な地震動であるので、震源マグマの直上の海底地盤が割れても当たり前。あくまでも海底活断層の亀裂は結果であるはず。こんな実現象をしっかり見ないで「目くそ鼻くそ」説の鼻くそ説の勝ちでは、到底地震予知の研究などまだまだウーンと先になる。

 

 「水溜り」が「マグマ溜まり」であると読み替える柔軟な頭脳を持てないのだろうか?

 水溜りは爆発しないが、水が酸素と水素に熱解離すれば爆発し、爆縮で水に戻りこれがまた酸素と水素になって爆発し、…何度でも繰り返して強烈な余震が続き能登半島をグチャグチャニしてしまったはずなのに、・・・。深さ300㎞にある太平洋プレートから水が上昇するのではなく、「水を含んで軽くなったマグマが上昇し、すでに日本海の拡大で入っていた能登半島に沿って出来た弱層内に板状のマグマ溜まりが出来、この天井付近が爆発してこの地震となったはずです。

 終息はぐちゃぐちゃの岩のクラックの中を海水が浸み込んでマグマが冷えて熱解離する能力が失われたら酸素が無いので爆発は終わり、余震は終息するのです。今ほとんどマグマの温度は900度以下に冷えているので余震は起きませんが、時々少しだけ酸素が生まれると震源深さは同じ10㎞ですが小さな水素爆発となって小さな地震が起きます。その伝播は限定的で狭い範囲です。良く地震の震度分布をご覧ください!

 

 

  日本列島誕生の大昔の海底の亀裂が長さが150㎞で深さ20数㎞まで垂直に続いているのでしょうか?

 上の震源分布図のように震源があちらこちらにばらついていますが、全部海底活断層が切れて起きたのですか?

 この亀裂がまた切れて地震を起こしたのでしょうか?

 M=7.6の後、2分おきに余震が起き全部で4千回も続いていましたが、上の図のようにかなり広い範囲に分布しています。これも全部この海底活断層が切れて起きたのでしょうか?

 
 正しい地震発生のメカニズムを確立して、その地震発生の予兆(マグマ溜まりの上昇音やら深さ位置やら大きさやら温度など)を観測して大地震との関連性を確認してから地震予知の研究が始まることになるのだが、また 間違いメカニズムが跋扈してしまったようで到底地震予知問題は解決しない。地震調査会の先生方の了見の狭さが地震予知研究の最大の癌であることが分かった。また振り出しの戻ってしまって情けない!

 

 さらに莫大な血税で地震観測機器を造ってはどぶに捨て観測だけ続けることになり、国民に「南海トラフ地震が来るぞ」とストレスばかり与え、地震の安全地帯には無駄な防災対策で地場産業を疲弊させ、危険地帯に精密産業を誘致して巨大地震動で今回のようなダメージを与えるなど経済的にも莫大な損失となり、日本は本当に沈没してしまう。

 

 あげくのはて「科学的には不可能です」と逃げるのでしょうか!「日本中どこでも巨大地震が起きるので防災対策を怠りなく」では地震の研究は一体何のためにやっているのですか?そんな地震研究ならやる必要が無いでしょう。

 

 どこでいつどの程度の地震が起きるのでという地震予知ができないと地震学者などいりません!  「地震が起きました、この1~2週間は同程度の地震が起きるかもしれませんので…」と繰り返すだけのオオカミ学者はいりません!

 

    怒り!! そして 悲しみ! 

 

 さて、今日のスケッチは昨日と同じ犬吠埼。1泊したので朝日が昇るときに描いた