昨日は午前中はなんとか雨はなかったが、天気予報通り午後になってしとしとと小雨が降り出し気温も10度に届かない冬日に逆戻り。まさに三寒四温。という事でいつもは午後になってお散歩に出かけるのだが、昨日は午前中にお散歩をしてきた。誰にも会わない。サンシュウが満開となっていた。後ろは高幡不動尊の五重塔

 

   

 

 地震は能登半島での群発の残滓が止んでくれない。昨日も最大震度3 M=4.3 震源深さは10㎞ 最大震度2の地震が2回の他微弱な地震が5回観測されていた。同じメカニズムの松代群発では40年間続き70万回もの群発となっていたことを考えるとまだ4年。でも能登は板状のマグマ溜まりであり、海中であることで海水によってマグマ溜まりが冷やされ熱解離温度以下になるのが早いはず。

 

 千葉東方沖の群発も小さいのが観測されている最大震度2 M=3.0 震源深さは20㎞の1回だけで騒ぎは収まりそう。

 

   

 

 能登半島群発地震ではまた東北大の遠田教授はデマ週刊誌で元旦大地震の海底活断層の東端部にある割れ残りの佐渡沖で、震度7クラスの大地震が来るぞと凝りもせず書いている。彼の出した予知は当たったことが無い。多摩地方の立川断層、胆振の石狩平野東縁、大阪北の伏見、…などなど迷惑千万。

 

 

 大騒ぎをして後出しジャンケンの海底活断層のF42,43が能登半島の北側沿岸にあるがこれが切れて起きたと主張し、政府地震調査会も迎合認可し急遽佐渡沖までハザードマップに加筆していたことは先日このブログで紹介した。やはり、どっちもどっちの「眼くそ 鼻くそ」。

 

 これに味を占め、続いて佐渡島や佐渡沖の割れ残りが割れて大地震となるなどの予測をしていた。

 

 では、大騒ぎをして正月2日 調査船白鳳を急出帆させて活断層調査に出かけて海底活断層の割れ目の断層は見つかったのでしょうか?見つけたというニュースはない。見つからないので潜水夫を潜らせ確認するとの話も出ていたが、その後発見の知らせはない。

 あるはずがない。能登半島の北側は4mも隆起して陸地になっている。件のF42,43活断層は上左の地図のように沿岸に沿っているので、船でも見つかるはずななく潜水夫でもダメ。すでに下の写真のように陸の上になっている。だが見つからない。これもデマ情報。活断層は無くても地震は起きます。(下の写真のがけ下線を活断層と見たのだろう)

 

隆起した珠洲市深見漁港

 

 更に、余震が2000回にも達しているが、そのメカニズムについては、解説が無い。解説が出来ない。5分おきに続けて上右図の点のように無数に発生している地震が全部海底活断層が切れて起きているなど到底納得できない。

 

 自説に都合の悪い現象は「見ざる聞かざる話さざる」でキャンセルするのが地震学者の常套。

 

 活断層が切れて地震を起こすのではありません。活断層は地震によって動かされる崖崩れや地割れのような結果です。地震は地下10㎞以上深いところで、水の熱解離で出来る酸素と水素が結合する水素爆発、爆縮、水、…熱解離、水素爆発、…の繰り返しで起きるので何千回でも何万回でもマグマが冷えるまで余震が続くのです。発生から1か月に観測された震源(着火点)は下の図のようになり、深さはほとんど全部10㎞であり、海底活断層のF42、43が切れて起きたという説明では矛盾がありすぎませんか?無数の点は水素爆発で次々と高温となって延焼してゆくので大量の着火点となっている。

 

 無数の点は活断層のどこの点ですか?同じ深さ、同じところで何度も起きていますが活断層が何度も切れて地震が起こすのですか?そんなはずはなく説明が着かないでしょう!

 

 

 さて、今日のスケッチは昨日と同じ隠岐の島の卯敷海岸の4枚組の左2枚。