昨日は午後になって15℃を上回る桜が咲くようなポカポカ陽気。残雪はすっかりなくなって我が家の遅咲きの梅も一気に満開となった。散歩道の梅も下の写真のように見事に咲いていた。

 

 

地震は能登半島では群発がブリッ返したのか最大震度4 M=4.5 震源深さは10㎞と微弱な震度1の地震が7回観測されていた。京都南部でも最大震度4 M=4.3 震源深さは10㎞の地震が観測されていた。この震源は伏見だそうだが、いずれも太平洋プレートからのマグマの上昇による地震のはず。

 

  

 

 昨日のYahooニュースでの週刊誌「東洋経済」で東北大学の遠田教授がまた後出しじゃんけんで まともらしいフェイク情報を出していた。

 すでにこのブログの1月17日に書いた名古屋大学の鈴木教授のフェイクと同類のフェイク。即ち今回の能登元旦大地震は予測できたはずで、その予測が外れたのは国交省や産総研が提出していた下の地図の海底活断層である「F42とF43」を政府地震調査会は認定をしなかったことが原因である」との主旨の主張。だが、その外れた例として熊本地震や阪神淡路大震災や中越沖地震も同じように海底活断層が関連しているのに、これを認定していないからとしている。

 

 

 彼等は本当にそう思っているのだろうか?政府地震調査会が「F42とF43」を海底活断層を認定すれば今回の元旦大地震を予知できたというのだろうか?内陸でも主要活断層が2000本あり、その他無数の微小断層があり、更に無数の伏在断層が動いて地震を起こす、その上更に海底活断層がこの図のように大量にあるのでこのすべてが大地震を起こすとなると平田委員長が言っている通り「日本中どこにでも起きる」と言いうことになる。それなら地震の研究などいらない。逃げ出す以外にない。去る2月11日の拙ブログで書いたように平田委員長は「活断層」を「地表地震断層」のような新語にかえていたはず。

 

 立川断層が切れて多摩地方に最大震度7地震が来るぞ、昨日の伏見でも、大阪上町でも、熊本でも、北海道の胆振でも 連動して大地震が起きるぞと彼は空鉄砲を打っては住民にストレスを与え続けている。また、熊本での1年間で4000回もの余震の発生は箒の穂先のように次々と活断層が割れて行った。阪神淡路では明石大橋の下の明石海峡の深さ16㎞に震源があるのに野島断層が切れて起きたなどと主張を変えていないなど、遠田教授の主張は到底信用できない。

 

 対する政府地震調査会は京大の西村、東京工大の中島系で、これも同じ穴の狢で今回の元旦大地震は彼らが徹底的に海底活断層やら地表面の動きなどつま楊枝で重箱の隅をつついているように国家プロジェクト研究をやっている群発地震の現場での空振り。逃げようがない!太平洋プレートからの水が活断層の隙間に入って起きたので、能登群発は3年間に4000回もの同じ深さの活断層が切れて起きた。また、阪神淡路も熊本も同じメカニズムであるとの主張を曲げない などこちらも到底普通の人は納得できない論理。

 

 いわばどっちもどっち型の間違い活断層原因説は変わらない。しかし、声のでかい西村、中島説を採用している東大の平田委員長に対して、遠田・鈴木説が反発し始めたような構図が浮かんできた。いわば低レベル内戦の反乱が起き始めてきた感じ。

 

「目くそ鼻くそ」の「どっちもどっち」の「五十歩百歩」の活断層研究は地震が起きた結果の後出しの研究にほかならず、何の役にも立たない、どころか 現に巨額血税を使っての成果は地震の安全地帯だけに巨大地震が起き危険地帯には起きないなど実害の垂れ流し研究となっている。

 

 日本海側の海底活断層の群生は日本列島の誕生の歴史を考えると当たり前!

 

 大陸からドンブラコと分かれて引き離され日本海の誕生となって日本列島が出来たことを先生方は忘れているのだろうか?南海トラフ地震がフィリピン海プレートの沈み込みで歪みが溜まって大地震が来るぞ!も逆で日本海の拡大で四国がフィリピン海プレートにのし上がって、付加体を載せているはず。

 だから、四国側のフィリピン海プレート下ではマグマ溜まりが出来ないので地震(南海トラフ地震)が起きず、日本海側の北九州や鳥取や島根や福井や金沢や能登で地震が起きているのだろう。

 日本海が誕生して海底マグマの温度が下がって減容すると日本列島の日本海沿岸部に沿岸線に沿って隙間が出来るのは当たり前。これは地震を起こして出来た活断層ではない。むしろ隙間のある弱層となっているので太平洋プレートからのマグマが上昇して板状のマグマ溜まりが出来るのも、この沿岸沿いのクラックの中と考えると当たり前!福井地震、新潟地震、中越沖地震、日本海中部地震、鳥取地震、金沢地震と今回の元旦大地震などなど全部の大地震の発生もこのマグマの爆発で説明が着く。すなわち地下深いところのマグマの動きを観測できれば今回の元旦大地震も予知はできたはず。

 

 だが、学者先生は「地表面や海底面の傷跡であるクラックが地震を起こす活断層である」ことが金科玉条でありめくらになって地震後知研究をやっているのに気が付いていない。思考に余裕が無いのだろう。地震学者全員 地震の研究から手を引いてもらわない限り地震予知は出来そうにない。

 

 さて、今日の佐渡島スケッチは小木港にある海運資料館。北前船で賑わって当時の海運文化などが展示されている。