昨日は日曜日 2週続けてお休みのゴルフへいつもの時間にいつもの仲間といつもとは違う難コース奥多摩コースでラウンドを楽しんできた。結果は散々の100点。午前中はまずまずの44点だったが、午後大たたきの56点。

 

 そのラウンド中に大きな地震が東京湾で起きていたらしく、ラウンドで上がってきたらクラブハウスで質問が入りどうしたものか分からなかった。帰宅して調べてみたらかなりの地震 最大震度4 M=4.8 震源深さは80㎞ といわば懸念されている首都直下地震。地震学者や気象庁のコメントは「津波の心配はありません」「家具など固定して大きな揺れに備えてください」だけでそのメカニズムについてのコメントはない。僅かに地震調査会の平田委員長が以下のコメントを出していた。

 

 

 

 この地震について地震のメカニズムに詳しい東京大学の平田直名誉教授は「気象庁の発表した震源は東京湾だったが、その近くの千葉県北西部は比較的地震活動が活発な場所だ。今回は位置がやや西にずれていたことから震源が東京湾になった」と指摘しています。そのうえで「今回は最大震度4だが、首都圏でもさらに強い揺れを伴う地震が常に起きうる。家具を固定するほか水や食料を備蓄をするなど、日頃の備えを進めて欲しい」と話しています。

 

 これではいかにしてあの地震が起きたのか いかに危険なのかの説明ではない。他に沢山居る地震学者の誰もコメントがない。即ち、地震の物理現象説では説明が着かない地震でありコメントできない。能登の地震メカニズムに関しても無茶苦茶コメントでデマそのもの。「海底活断層やら、水溜り理論や、プレート境界の摩擦歪限界や・・・」そのどれでもあの3年続いた群発も、その後の元旦大地震発生のメカニズムも後出しでも説明が着かない。

 

 この首都直下地震は南海トラフ地震より危険度は大きく被害は計り知れないはずだが、その他人事のようなコメントではこの30年で最大震度6以上の地震の襲来確率は70%の根拠は何でしょう?このマグマ爆発が首都直下地震のヒヨコではないでしょうか!

 

 この首都直下地震は拙仮説の「伊豆衝突帯プレート内でのマグマ爆発であり、上昇すると懸念されている首都直下地震に発展する大地震のひよこ」であるはずで、とりあえずは余震の心配はないがマグマ溜まりの上昇は観測しないと非常に危険な地震。

 

 すでにこのブログで何度も紹介しているが、日本列島誕生の歴史から説明しないと理解できないが、拙著「地震予知不能の真因」(ヴイツーソリュウション社)に詳しいので省略。下のポンチ絵は図の左側は能登半島地震発生のメカニズムであるが、右半分でけさの地震を説明できる。図のほぼ中央のマグマ爆発が首都直下地震であり、その下に青色の矢印付近でのマグマ爆発が今朝のヒヨコ地震であるはず。

 上の地震の伝播分布地図でも水戸―猪苗代湖―村上の棚倉構造線以東の震動伝播は減少しており、糸魚川―諏訪湖―焼津の糸靜構造線の以西でも震動伝播は減少している。このことでもこの地震は伊豆衝突帯プレート内の地震であることが分かる。

 

 

 太平洋プレートの上半分はフィリピン海プレートと合流することで大地溝帯の関東甲信越を埋めているが、その下に太平洋プレートの下半分が西へ沈み込んでいる。この沈み込みによって生まれる岩の隙間に新たなマグマが生まれこれが上昇し伊豆衝突帯プレート内でマグマ溜まりが出来、これが爆発して今朝の地震となったはず。80㎞と深いところには触媒となる硫黄やヨウ素が無いはずだから再熱解離が起きないはずであるので余震は今のところ心配はないはず。もし触媒があれば余震が続く。

 

 しかし、このマグマ溜まりがプレート内を上昇すると付近の小さなマグマ溜まりを吸収・合流することで成長・拡大しポンチ絵の爆発印付近で水素爆発を起こして大地震となるはず でこれが首都直下地震。関東大震災と同じで余震が続く。

 

 このマグマ溜まりの大きさと位置を計測監視できれば地震予知は出来るはず。地震学者の物理説では地震が来てから分かる地震後知。

 

 その他には奈良県でも地震(最大震度2 M=3.5 震源深さは40㎞)を観測しているが、これも同じメカニズムで阪神淡路や大阪北、能登などと同じ拙仮説の中央日本地震帯での地震のはず。

 

 能登元旦大地震は終息の気配で、昨日も微弱な最大震度1の地震が6回観測されただけ。政府の地震調査委員会や地震学者、気象庁などはこぞって「2~3週間は同程度の地震が来るので、…」と言っていたが、3週間なにもない。ので、「あと1週間の4週間には同程度の地震が来るぞ」と警告を鳴らしていたが、今日で丁度4週間、能登群発も元旦大地震も拙主張のようにほぼ終息に向かっている。

 地震学者は何を根拠に4週間は同程度と主張したのですか?その間違い警告を言わせた原因は何ですか?その理由を説明してもらいたい。いつでも同じ間違いを繰り返すオオカミ少年の学者先生!

 終息している原因は地震の爆発で海底が最大4mも隆起し震源以銭のプレートが緩められスカスカになることで海水が浸み込みマグマを冷やすことで熱解離条件の900℃以下になってしまったためです。マグマ溜まりは徐々に柱状節理の岩に変わっていくはずです。

 

 さて、能登半島スケッチは昨日の続きで昨日は総持寺の経堂であったが、今日は本堂とその回廊やら庫裏一回り。横一3枚組の大パノラマで描いたもの。2007年の能登地震で画面右端の小屋組みに被害を受け、修復されずにそのままであるが、今回の地震でどうなったか情報はない。