昨日も冬日で寒い1日。雲は全くなかったが富士山はうすぼんやり真っ白く見えていた。民俗学者の石井正己が書いた「震災を語り継ぐ」を読み終えた。面白いし、地震学的にも重要な情報がたくさん入っているので書店へ購入の手続きをやってきた。

 ついでに焦げ茶色のボールペンを買ってきたが、水彩での木の小枝を描いて見たら水に溶ける顔料であり、失敗。地元自治会より依頼されていた「鹿島台公園からの展望」横一3枚組の大パノラマスケッチ画が自治会で承認され具体的に動き出すとのこと。どうなることやら?

 

 地震は能登半島では最大震度1以上の地震は全部で9回と終息の気配が続いているが半島の西側にはまだ元気なマグマ溜まりが残っているようで昨日は最大震度3 M=4.2 震源深さはごく浅い、と最大震度4 M=4.5 震源深さは10㎞であり、群発地震の震源が移動したような気配が出ている。志賀原発が近いので心配している。

 

 関東地方の千葉東では最大震度2 M=3.4 震源深さは30㎞ と首都直下地震の卵がうごめいていた。

 

  

 

 元旦大地震の割れ残り地震を調べる調査船が急発進して何やら佐渡沖で割れ残り断層を2枚発見しM=7クラスの大地震がこの1週間には来るぞ!と非常に危険な予報を出した。 左下の写真は東大震研の佐竹教授。しかも、津波が佐渡や新潟 富山 辺りはかなり危険とのこと。日本海側の地震は本震と同程度の余震が1か月くらいで起きているので注意怠りなくとのこと。写真の中の数字は海底面の上昇した深さとのことで、割れ残りの逆への字の2枚の海底活断層の隆起量が微小であるので、あと3mくらい上がりM=7クラスの地震となるとのことで その際の津波被害は大変なことになるらしいので、逃げる準備をとのこと。本当らしく聞こえるが、

 

 

 

 

 

 本当かな?これは間違い!

 でもよく見ると海底面の深さを1㎝の単位で測っているが、どうしてそんなに詳細に測定できたのだろうか?震源深さは1万m単位でしか測定できないのに、海面は揺れているし、海底はヘドロもあるだろうし、海底の岩もごつごつしているから1㎝オーダーではどこが海底か特定できないはず。

 すでにこのブログでも書いているが割れ残っているという北へ曲がっている海底活断層は糸靜構造線の東側 すなわち大地溝帯(フォッサマグナ)の中で拙仮説の「伊豆衝突帯プレート(仮)」の中でプレートの性格が全く違っており、太平洋プレートの下半分からのマグマの上昇は確認されていないはず。

 この理由はすでに述べているので省略するが、佐渡島付近で観測されていた小さい地震は 深さ10㎞地点で元旦大地震を起こした板状マグマ溜まりの天井付近で水素が弱層となっている活断層下に滲みだしていたところに元旦地震の板状マグマ溜まりの温度上昇での延焼で僅かに酸素が入ってきて起きた爆発での微弱な地震のはず。

 発見された活断層は海底面にあり、地震を起こしているマグマは地下10㎞ 1万m下の地点です。M=7クラスの地震が起きるにはその直下のマグマ溜まりの上昇と成長更に肥大化がないと起きません。その気配を探るのが地震学者の役割で地震の予知研究です。地震の痕跡である活断層を調べても地震後知研究であり、活断層は地震が起きて動かされた結果です。

 

 今月中に起きるというM=7クラスの佐渡沖大地震は南海トラフ地震や駿河湾地震などと同じで妄想地震のはず。デマ情報でありご安心を!

 

 その他にも、海底での地すべりが富山湾で発見され これが津波を起こしたとのことで津波学の東北大の今村教授と中央大の有川教授が発表していた。

 しかし、海底での地すべりがどうして津波を起こすのですか?津波は海底の地盤の隆起やら、縮んでいたプレートが跳ね戻り、あるいは氷河の海への滑り出して落ち込む、あるいは雲仙眉山のような火山噴火で山体崩壊での「雲仙大変 肥後迷惑」など海水の瞬間的な体積増が津波となるはずで、クジラが群れを成して潜り込んでも海水に席を譲てもらうだけで海水の体積増が無いので津波は起きません。

 

 

こんな当たり前のことがどうしてわからないのだろうか?

 

 今回の元旦大地震での津波は震源が海底の地下10㎞とあまり深くないところでのM=7.6 という巨大なマグマ爆発で海面が瞬時(約1分間)にドーンと持ち上げられすぐに下がったが戻りきれず、幅5㎞長さ100㎞の海底の片側で最大の隆起が4mにもなった海底地盤の体積増で起きたものです。その結果能登半島ではあちらこちらで崖崩れが起きて大被害です。富山湾も深いので急峻な地形となっていてその崖が崩れたもので、海の中の崖崩れだから地表での崖崩れと違ってズルーッとのろのろと海の中を岩が転げ落ち、あるいはヘドロのようにどろどろになって深い海の底へ沈んで行くはずで、少し海底がかき回され濁る程度で、到底津波など起こすエネルギーを海水に与えるはずはないでしょう?

 これも明らかに間違い!

 

 さて、今日の能登半島スケッチは高岡市の国宝「瑞龍寺」地震での被害は無かったのだろうか?