昨日は午前中は黒い雲が垂れ込めていたが、雨はない、しかし、午後になったら小雨が降り出しかなり寒い。と言いうことでお散歩はお休み。ほとんど終日能登半島の地震関連の情報をPCで覗いていたリ、石井正己の「震災を語り継ぐ」を読みふけって暇つぶし。彼は学芸大の民俗学の先生で民話を集めて残している。その中の「関東大震災の記録」と「東日本大震災の記憶」について書いている。ほとんど知っている話ばかり。

 

 地震は能登半島では最大震度2 M=2.0 震源深さは10㎞が1回観測され、最大震度1の微弱な地震が7回観測されただけで、拙予測の通りほとんど終息に近い。

 

 

 政府地震調査会では元旦大地震の後「同程度の地震がこの2~3週間のうちに来るので、準備怠りなく」と警告を発していたが、今日で3週間。という事は真逆!3週間で終息が見えてきた。

 

 地震予知ができないのは地震発生のメカニズムが間違っているからです。昨年の5月5日の6強地震の前に発出した終息予測の間違いは地震発生の間違いメカニズムで終息の予測をすることが間違いです。能登群発の終息は別ですが、元旦大地震は終息が見えてきて、もう何も起きないはずです。またそろそろ佐渡島沖に調査船「白鳳丸」が着いてあの「海底地震計」と「電位磁力計」を海へ沈めてケーブルをつなぎ観測を始めるのでしょうが、無駄でしょう。

 

 群発地震はまだ終息していないはずですが。

 

 住宅損壊の被害が徐々に分かってきた。未だ最大の珠洲市などの被害状況が集計されていないとのことだが、3万棟を超えたとのこと。あの最大震度7という元旦大地震と、6強の余震、5強の余震などなどで壊れかけた家に「とどめ」を刺され ほとんどが壊滅状態。その他インフラの破壊なども合わせると経済的な損害は膨大なもの。

 

 だが沖積平野での集落は輪島市くらいであとは矢頭地形内の集落がほとんどであることで破壊された家には火事が起きていない。元旦の里帰りで家族団らんの時間であるにもかかわらず、こたつやストーブはガンガンたかれていたはずでも火事になっていない。もし、沖積平野での都市であったら液状化や津波で地盤内のメタンガスの湧出でほとんどが燃え尽きてしまったはずだが、木造住宅が壊されても火事になっていない。

 

 

 

 火災学者は木造住宅は倒されて電気関係での通電やコードを踏んでやらで火事になるので、建屋は倒されないように屋根は軽くパネル式の耐震構造にすれば火事にならないと言って耐震住宅を勧めていたが、彼らの仮説はここでも間違いであることが証明された。木造住宅の火災の真因は液状化でのメタンガスです。

 輪島の朝市の火災現場での火事のすさまじさは普通の火事ではないことが遺体の損傷で明らかになったように、関東大震災での3万8千人の死者を出した「旧陸軍被服廠跡」での大惨禍や阪神淡路での「長田町」での火災と同じ火災旋風が起き鉄をも溶かす高熱火災。

 

 唯一助かったのはかほく市の内灘の液状化被害で火事を出さなかったところは素晴らしい。拙小冊子「地震予知はできるはずです 火山噴火も」で連載しているが、少し南へ行くと金沢市、さらに南へ行くと東尋坊の福井市がありいずれも潟湖跡の海岸砂丘の後ろにできた沖積平野であり、大地震で街が失われるほどの液状化火災が起きている。関東大震災での東京下町と同じ液状化火災がおきている。

 

 

 能登半島の北側は断層が海岸線に沿って沢山あるとのことだが、この沢山の断層はプレートに出来た亀裂であり、地盤が弱くなっている垂直方向の弱層である。地震が能登半島の下1万mで長さが150㎞もの大面積で水素爆発したことで地中ではドーンと空間が出来て持ち上げられ富士山の3個分の岩を持ち上げたので地表はジワーッと約1~2分間かかって震動が続き地盤も隆起したはず。乗っている住民は地震には気が付いても、隆起に気が付かず「波打ち際が沖に遠ざかり海岸が広がった」くらいしか感じていないはず。船が陸地に打ち上げられているが、東日本大震災のような津波で流されたのではなく、海底の隆起で海が逃げて陸になったためで、何と海底は4mも隆起している。「来るぞ!来るぞ!海岸から離れろ!」との強いアナウンスがあったので誰も実際の隆起は目撃していないだろうが、でも津波な来ない。津波警報解除で海岸に出てみたら船が陸に上がっているし、船着き場に海がないのに気が付いて初めてビックリしたはず。海が逃げるとは!

 

 

  活断層が切れて日本中を揺らすほどの大地震を起こすのなら活断層は地表面に表れ 隆起はドンッと人間も飛び跳ねるほどの速さのはずだが、そんなことは起きない。即ち、活断層が地震を起こすのではなく、地震によってジワリと断層が割れて、広がって(活)断層は出来るのです。4mもの隆起で弱層である断層(活断層)亀裂が更に広がり、その隙間に海水が深さが10㎞位い迄浸み込んで地震を起こしているマグマ溜まりを冷やして900℃迄上がらなくなったので硫酸の熱解離が起きなくなり酸素の供給が阻止され 元旦大地震は終息に向かっているはず。この海水が隣の群発地震のマグマも冷やしてくれれば両地震とも終息するはず。

 

 これほど明らかなエビデンスが羅列されても地震学者は「ガン」として「活断層が割れて地震が起きる」という間違い仮説を曲げないで まだ海底活断層の調査に巨大血税をドブに捨てに行っている。

 

 「南海トラフ地震がスタンバイ状態で富士山の大噴火が連動するぞ」と脅している。一方 能登の安全地帯は変わっていない。火災学者は液状化火災を見ないことにしているので14万人の命を奪った関東大震災クラスの地震が 人口が2倍にもなっている首都圏に再来しても首都直下地震での被害を死者が6千人とシミュレーションしている。

 

 本当に大丈夫だろうか、日本の科学技術教育は?政治家の先生 裏金はやめて 日本を再生するためにバカな先生にはやめてもらって教育に目を向けてください。

 

能登半島スケッチは曽々木海岸。雨が降ると岩山から滝が流れる曽々木海岸で(輪島市 垂水の滝)洞門は「八世の洞門」岩山の階段は波の花の散歩道。

 

 

 さて、拙小冊子「地震予知はできるはずです 火山噴火も」の昨日の続きで、東日本大震災での津波火災

 

 

 

図94 門脇小学校で渋滞に巻き込まれ車の中で津波に巻き込まれ津波火災を受けた人は酸欠での失神、焼死。当然と思われる水死ではない。津波避難ビルの校舎は火の着いた瓦礫が津波を受けて漂着して全焼し津波の浸水被害は免れても津波火災を免れることが出来ない。

 

 

図95 津波で海面はミストで真っ白 家は倒れないまま流され逃げ遅れた人は火災で焼死。津波被害は免れ生き延びても津波火災で命を奪われた。