昨日は日曜日 いつもの時間にいつもの仲間といつものゴルフクラブへ出かけたがゴルフ場へ近づくと道路には雪の痕跡はないが何やら畑が真っ白。と思ったときに電話が入りゴルフクラブはクローズとのこと。すぐにUターン 引き返したが、逆光を走ることになりまぶしくて運転が難しい。お天気は冬晴れで富士山はピカピカ真っ白で日差しはポカポカ陽気だが、風は冷たい。

 散歩道には日曜日とあって暇つぶしの人がかなり沢山おり賑わっていた。夕方からは雲が出て寒さが増した。

 

 その余の時間は陳舜臣の「諸葛孔明」第4巻を読んだり、寒中見舞いのプリントアウトなどで暇つぶし。

 

 地震は能登半島での群発は震度1以上が24回と1時間に1回とかなり回数は減ってきた。最大震度2 M=3.3、最大震度2 M=2.4が立て続けに起きたが、震度2以上の地震はこの2回だけ。その他に秋田内陸部では最大震度3 M=4.1 震源深さは10㎞と、茨城県沖では最大震度2 M=3.8 震源深さは40㎞とこれは拙仮説の「第2東日本地震の卵」

 

   

 

   

 

 能登半島付近では大雪と大雨が降り出しているとのこと。寒いだろう 復興作業に支障をきたす。できるだけ早急の援助を祈るばかり。写真は珠洲市の被災状況

 

 

 

 この群発地震の回数の減少が、終息の予兆であることを願うばかりだが、地震学者の定説の活断層の中に地下200㎞の太平洋プレートからの水が浸み込んであの最大震度7の元旦地震を起こしたというメカニズムではどうなると終息するのか説明は付かない。「これまで知られていなかった総延長150㎞の海底活断層の中に地下16㎞にある水溜りの水が浸み込んですべりやすくなって起きた」、150㎞先まで水が浸み込むのにどのくらいの時間がかかるのだろう。しかも「逆断層で南の方から押し込まれて歪みが溜まっており南側のプレートが割れて持ち上がって海底に断層が出来た」との話は到底納得できない。

 

 どうして、能登半島だけに歪みが溜まっていたのですか?南から押されていたら能登半島だけに歪みが溜まらないで西日本全体が押されているはずで南海トラフ地震となるはずですが、「南海トラフ地震への影響は確認できるデータはない」と昨日地震調査委員会での公式発表があったはず。

 

 歪みが溜まって、これが限界となって地震が起きるのなら3年間に同じ場所で同じ深さで4000回もの群発地震の発生メカニズムを説明できるでしょうか?その後の元旦地震を起こした新しい海底活断層も余震が続いています。全部震源深さは10㎞です。

 

 去年までの群発や元旦大地震発生のメカニズムを合理的に説明ができないのに、終息の予知など分かるはずがない。去年の5月5日の6強地震が起きたのは、その数日前に「終息近し」とのアナウンスをした直後に起きたもので、国家プロの地震学者は首を引っ込めて半年たったので、そろそろ終息と思っていたらまたまた、今度は最大震度7 M=7.6と阪神淡路よりでかい地震で能登は破壊されてしまった。

 

 群発も含めて地震の終息は新たなマグマの上昇が在るや無しやとマグマ溜まりの温度低下で予知できるはず。マグマ溜まりの天井付近が400度以下になれば熱解離の機能が無くなるので群発は収まるはずです。大観測網を敷いていても、「地震が起きました」だけでは観測しなくても分かる。震源深さはいい加減だし、そのメカニズムも到底納得できないし害になっている。正確な震源深さとその震源域の広さおよび温度分布や音などの情報が地震発生とその規模並びに終息の予知には必要な観測項目であるのだが、歪み分布や体積変化やら地盤移動やらの物理的な観測はいくら精密に観測しても地震の発生や収束の予知には役に立ちません。

 

 今は元旦大地震での地盤隆起で岩盤が緩んで海水が浸みこみ始めたので徐々にマグマ溜まりが冷え始めたところだから熱解離の酸素量が減少して来たので回数が減ってきたのではないだろうか?1万m下の水の熱解離の範囲は150㎞×50㎞位の大面積のマグマ溜まりの天井であり、これを冷やすので、時間はかかる。

 

 松代などは40年も続いてやっと終息したが、能登は3年も続いているが本当に収束するのか、地震がいつまで続くのか?あと1年か10年か50年かによっては被災者はここに住み続けるか逃げだすかの判断をしないとならないはず。

 「東海地震は明日起きるかも、いや今日かも」と言われて40年、規模が拡大し南海トラフ地震に名前変更している。でも明日か今日が40年経ってしまっているが賞味期限のない予知など意味は無い。地震学者はこれを是認して南海トラフ地震がスタンバイ状態で30年で80%としているが、この能登群発も同じ仲間の同じ判断基準での評価で当てにならない?

 

 さて、10年ほど前に能登半島を旅行した時のスケッチをしばらく紹介する。昨日は朝市とイナ忠美術館 今日は縁結びの鐘と軍艦島 見附島とも呼ばれている。少し離れているがその横には縁結びのベルがある。恋人だろうか二人で衝いていた。今回の元旦地震でも一部崩れていたが、昨年5月5日の地震でも一部崩落しておりこのスケッチよりかなり痩せているはず。

 

 

 

さて、拙小冊子「地震予知はできるはずです 火山噴火も」の昨日の続きで、阪神淡路大震災での同時多発火災のスケッチとのその範囲。

 

3.2 阪神淡路大震災での液状化火災

 

 

 地震発生時刻は朝の5時 まだ朝食の準備の時間ではない 地盤が真砂土でメタンガス溶存の地下水をためやすいなどの条件が重なり285件同時多発の火災となった。図80は被災者の手記からポンチ絵にしたもので、その出火原因のアンケート調査結果は図78の通り75%が原因不明、25%が通電火災である。これは液状化火災であることを火災学者は知らないからアンケート項目には入っていない。

 

 図80 長田区を中心として液状化が起きてRC建物は傾き、耐震耐火住宅は倒れないまま焼けている。住戸の間や庭には あちらこちらに液状化の跡が見られた。(液状化現象を知らない火災学者にはただの穴で見過ごしている)