昨日も朝から冬日の日差したっぷり、ではあったが、午後になって雲が出て夕方にはゴロゴロと雷が鳴ったが、雨は降らず。急激に寒くなった。今朝も寒い。

 

散歩は雲行きが怪しくなってきたので大急ぎでいつもより早い時間に出かけたが、土曜日という事もあって結構賑やかに人出があった。

 

 南海トラフ地震に関する検討会が開かれ平田委員長は「能登半島地震の影響を示すデータはない」「が 引きつづいて、いつ来てもおかしくないので 備えを怠りなく」とのこと。大丈夫です、南海トラフ地震は起きません。


 能登半島の地震は群発の回数がかなり減ってきたように感じるが、まだ時々ドカンと来ている。その頻度は1時間に1~2回とかなり減っている。最大震度4 M=4.4 震源深さは10㎞ 未明の0;01にも同じ地点で同じ規模の地震が観測されていた。元旦地震でマグマ溜まりの上部のプレートの岩が隆起したので緩んで隙間が出来、日本海の水がマグマ溜まりを冷やし始めてきたのか、熱解離て発生する酸素量が少なくなり水素爆発の元気がなくなってきて群発の頻度が少なくなった のならどんどんと収束に向かうはずだが。

 

 その他福島の浜通りでも未明ではあるが最大震度3 M=3.9 震源深さは10㎞が観測されている。

 

  

 

能登群発は少し落ち着いてきたので寸年まえに描いたのとスケッチを連載するが、まるで今とは違っている。最初は最も悲惨に変わり果てた輪島の朝市。

 

 

玄関前広場の左右に朝市の屋台が並んでいるがイタリアのバロック様式の洋館の美術館(イナ忠美術館)がその真ん中にあった。大理石の彫刻も見事で左右の外壁のレリーフ(彫像)なども素晴らしい。バルコニーにも金色の彫像が見える。とても私のスケッチでは力量不足。こんなものも今はない。中には入れない(何やら税務署の差し押さえの張り紙が玄関に貼ってあり厳重にカギがかかっていた)

 

 地震での隆起で何やら珠洲市の海中にあったゴジラ岩が陸に歩いてきたらしい。こんなごつごつの岩に出来た「活断層がまた切れてM=7.6の大地震を起こしてた」などを発想する地震学者は自然を知らない。

 

 

メカニズムに関する報道は影をひそめてしまった。

 

さて、拙小冊子「地震予知はできるはずです 火山噴火も」の続き

 

図75 東日本大震災の時浦安の液状化で湧出したメタンガスの泡 (野尻写)

 

普通の家屋の火災では鉄は溶けない。メタンガスの燃焼温度は鉄も溶すほどの高熱。

 

図76 東京都震災記念堂屋外展示場で左;ビール工場の100馬力モーター 

 

図77右;深川釘倉庫の釘樽2万個の釘の塊(野尻写)

 

 火災旋風の威力が15㎞も人を吹き飛ばすほど強いのはメタンガスの燃焼温度が高いためなのかも知れない。