昨日は成人の日で国民の祝日。高幡不動尊では若者で賑わっていたが、何やら奇妙なチンドン屋が旗を持っているような人がいたのでびっくり。最近の成人式は変わりすぎている。あれでは到底大人になれない。というのは老人になった証拠だろうか?散歩道には何もないがヒガンバナの畑の中のつぼみのラッパ水仙が可憐に1輪 ラッパが出てきていた。

 

 

 能登群発地震は収まらないが、少し収まる傾向が出てきている。それは、大きなマグマ溜まりの中心付近での地震なら大きな地震となるが、着火点が大きなマグマ溜まりの周囲へ移動して、その酸素量も少ないのか大きな震動がない。その代わりやはりまだ1時間に3~5回は微弱地震が観測されている。そのうちの最大のものは志賀原発直下で 21;18には最大震度3 M=3.1 、21;48には最大震度3 M=2.4 2回観測されていた。昨日も書いたが 地盤耐震性からも危険極まりない志賀原発は止めるべきだろう。

 

   

 

 被害状況が徐々に明らかになってきているが関連死も増えてきそう。とにかく環境が悪いし、半島という特殊地形での大震災であることから支援活動が妨げられているらしい。

 

 元旦のM=7.6 の大地震のメカニズムについて筑波大の八木教授が下の図で「3つの断層が次々と46秒間にわたって破壊されて起きていた」と分析している。

 

 

 多分この解析は正しいだろう。しかし断層が切れて起きたという仮説は間違っている。板状のマグマ溜まりの天井付近で連鎖的に水素爆発が起きていたことで観測されたのではないだろうか?翌正月2日の11時までに観測された地震(余震)の数は数えきれないほどで、これが全部活断層が切れて起きたなどとの仮説は到底納得できない。マグマ溜まりの天井付近での温度が900度位だとすると、最初の(本震)では酸素量が十分溜ってドーンと水素爆発を起こし、続いて余震はマグマの温度が900度以下まで下がり酸素の供給がちびちびとすれば天井付近の水素と結合することで小さい地震が無数に同じ深さ同じような地点でいくらでも繰り返すことが出来るはず。水になってまた熱解離を起こす。…次々いつまでも。マグマがしっかり900度以下に冷えるまで。

 板状のマグマ溜まりは冷えやすいので終息は早いはず。能登半島下の団子状のマグマ溜まりはなかなか冷えてくれないし新たなマグマがその周りに浮かんできているようで、いつまで続くのやら?

 

 地震学者は全員 地震発生のメカニズムを物理現象としてとらえ、物理的に「活断層に歪みが溜まり、切れて、また歪みが溜まり、切れて、…などの1時間に数10回も繰り返し起きた」など到底納得できない。その上「200㎞もの深部の太平洋プレートからの水のような液体が活断層の隙間に入って1週間に1200回以上もズタズタになっている活断層を割って地震が起きている」など本当に思っているのだろうか?

 

 着火点が上の地図の右図の×地点でマグマ溜まりの天井付近の水素に着火 次々と総延長150㎞にわたり爆発が46秒間続くことでM=7.6の巨大地震となったはず。

 

 こんな着火点の平面位置を細かく観測できるなら、どうしてその深さについては大雑把な10㎞単位なのか分からない。世界的には100m単位で観測されているのに、この着火点の深さが今後の終息に向かうのか否かの判断材料になるはずだが、気象庁では分かっているはずなのに公開しないのはなぜだろうか?10m単位ぐらいに観測出来ていればもっとはっきり予測できそうだが、地震学者は活断層が切れて地震を起こすという事を金科玉条としているので着火点深さの重要性が分かっていない。

 斜め平面の活断層のどこが切れ始めると地震となるのかが分からないので震源深さを大雑把に10㎞単位なら どこかに入るはずと判断していい加減にしているのですか?

 

 だから、このような悲劇が次々と生まれ、いつ終息するのか分からないので希望が持てず、いつまで頑張ればいいのかも分からないのでストレスが溜まり関連死が増える。そうなると 関連死の責任の一端は気象庁や地震学者にあるのではないだろうか?

 

 地震学者さん、気象庁のお役人 どうしていつまでも間違い仮説に拘泥しているのでしょうか?

 

 輪島の朝市通りの大火災も、1週間たってもまだくすぶっているとのこと(下の写真)。地震直後の写真を見ると明らかに同時多発で、川が茶色になっている(上の写真)。またマンホールが完全に浮き上がっている(中の写真)。即ち、この火事は液状化によるメタンガスでの同時多発火災に間違いない。関東大震災や福井地震、阪神淡路大震災、東日本大震災 古くは金沢、酒田、濃尾地震での岐阜など街が失われるほどの同時多発火災が起きているのに、これを通電火災だなどととぼけた火災学者の間違い仮説が定説となっている。その間違い仮説に気が付いていないのか?気が付いていても直せないのか?震災で失われて命が何の役にも立っていないので また繰り返してしまった。

 

 

 

 

 津波警報を大騒ぎで出し続けた気象庁もこの同時多発火災の消火活動を阻害している。「大津波が来るぞ、すぐに逃げなさい、海岸から離れて高台へ、川のそばから離れて、…」と数時間 怒鳴り続けていたが、その間にこの火災はどんどんと火勢を増して死者も出ているはず。津波学者は津波発生のメカニズムが分かっていないので 一部では観測されたが予想するほどの大津波ではなく、今回の大津波警報は空振り。川の水が液状化でどろどろになっているが、阪神淡路でも関東大震災でも同じであったはずでもこれを教訓としての反省がないので、泥水をでもこせば消火に使えるはず また同じ轍を繰り返している。

 

 その大津波は昨日紹介した通り下の地図の青線付近で最大4mのものが地震発生の1分後に到達し その後大津波警報が発出され数時間も出続けたが 津波はこの1回だけ。確かに津波被害はここでは出たが、ドーンと1回 津波の壁が襲い掛かっただけで東日本大震災の津波とはまるで違う。海底が地震の水素爆発で一瞬盛り上がって起きた津波でありプレートの跳ね上がりの津波ではない。このことで海底の盛り上がり 津波計も4m隆起した海岸にあったことで海底が露出して津波観測が出来なかったとのこと。すなわち大きな津波は来なかった。

  潰された家に挟まれて救急車を呼んでも海のそばでは大津波警報の中では2次災害の危険性があり救援活動に躊躇したものもあっただろうが、来ない救急車へ文句は言えない。空振りの大津波警報発信者の責任は重大!

 大津波警報の大騒ぎで起きた被害の方が甚大!

 

 

 さて、今日も長くなったので拙小冊子「地震予知はできるはずです 火山噴火も」はお休み。

 

 お花はザゼンソウ。