昨日は2024年の正月元旦 いつもの元旦とは少し違って今年はまだ喪に服している。年賀状は来ていたが、こちらからは寒中見舞いで返信予定。

 お散歩道には高幡不動尊初もうで客がちらほらぶらぶら歩いていた。お不動さんの初もうで客はいつもよりかなり少ないようだが五重塔の廻りはまるで立ち食い屋台村。

 

  

 

 TVで駅伝とサッカーを観戦して終わったら緊急地震速報で「能登半島地震」で最大震度7 M=7.6 震源深さはごく浅い。という巨大地震が発生し、大津波警報が出て、ヒステリーママが子供を叱るように「逃げて、ただちに高い所へ逃げなさいッ!」と絶叫が1時間以上続いていた。被害状況の全貌はまだ不明だが、津波も観測され、同時多発火災も輪島市で起き、道路や建物破壊もかなり広範囲に観測されていた。4時10分のM=7.6 地震の前にも最大震度5弱の地震が観測され、その後は今朝未明の今も続いて観測されておりその頻度は約10分おきで最大震度5強が3回、5弱は4回、その他最大震度4以下の地震が頻発している。

 

 

その震源位置は平面的には下の地図のように明らかに1直線上に分布している。その全部の震源深さは10㎞からごく浅い10㎞以浅。その長さは約100㎞。

 

 

 能登群発地震を国家プロジェクト研究で研究している京都大学の西村教授は下の図で「水たまりが影響したのは確かだがそれだけでは説明が着かない。日本海側に複雑にある活断層が切れて起きたのかもしれない」とのこと。

 平松良浩・金沢大教授(地震学)は「群発地震や地殻変動の影響で、周辺の断層に地震が起こりやすくなる力(ひずみ)がかかり続けている状態だった。そのため、また新たな断層が動いて今回のより大きな地震を起こすことにつながった」「すでに、能登半島の広い範囲で誘発的な地震が起きているが、海底活断層で大きな地震が誘発される可能性があることには十分注意しないといけない」との見方を示した。

 京都大の梅田康弘名誉教授(地震学)は「能登半島では、群発的な地震活動が続いている。地下深部のマントルから300度ともいわれる高温の流体が上昇し、岩盤が滑りやすくなって一連の地震を起こしていることは、ほぼ明らかだ。南海トラフ巨大地震の発生が近づくと、内陸部で断層のひずみが蓄積し、弱いエリアで地震活動が活発になるとされている。今回もその一環だろう」

 

といずれも理解に苦しむような表現でお茶濁し、地震発生のメカニズムが分かっていない。

 

 

 活断層が切れて津波が起きるだろうか?水溜りがどのように影響したのだろうか?いずれにしても、3年も前から、地震のハザードマップでは安全地帯と評価されている能登半島で、国家プロとしての地震研究をやっている最中の最大震度7 M=7.6の大地震を予知できないのは地震学の敗北そのもの。水溜りの水が活断層に浸み込んで割れて起きるなどのエネルギーで日本列島全部をゆすってあの巨大な被害が起きるはずがない。活断層が10分おきに数10回も切れてM=4~5クラスの地震が起きるはずがない。

 

 地震の研究は地震予知の研究であり、地震が起きましたの地震後知の研究ではありません。

 

 

 輪島市内では同時多発火災が発生しているが、これは液状化でのメタンガスの湧出が原因のはず。新潟市内でも液状化が観測されている。未だその他、輪島市河井町でのビルや各地での住宅の倒壊、道路などにインフラも被害が出ているが、液状化や地すべりなどもかなり出ているはずだが、まだ夜中で真っ暗。死者の情報はまだないが、かなりの被害だろう。

 

 

 

 

 上にも書いているが、なんでこの巨大地震を予知できないのか!まだ、水溜りの水が、活断層が切れて、…など何も反省がない活断層が切れてあの巨大地震が起きるはずはないでしょう。地震が起きて活断層が切れるのです。切れている活断層が10分おきに同じ地域で同じ深さでまた切れて大地をゆすり被害が出るような地震が起きるはずがないでしょう。

 

 津波の発生も5mの大津波が来るぞと言いながら実際には1m強の津波で、ヒステリックに逃げろと叫んでも この寒空何も持たずに逃げたら低体温症で命を失う。

 

 最後に無責任で根拠のない常套句「この1週間、特にこの1~2日は最大震度7クラスの地震の再来の危険性があるので注意怠りなく」とのこと。こういうのをデマ情報という!

 

 拙小冊子「地震予知はできるはずです 火山噴火も」を地震学者、津波学者、などへ行政の首長へも送っており、この地震発生の予測も、同時多発火災の事も書いている。昨日もこのブログでも厳しく糾弾したはず。

 

 なんで無視するのだろうか?届いた、意見が違う、だけでも読んでくれたら この地震で失われた命は助かっていたかもしれない。予知が出来ていたら被害は少なく済んでいるはず。