賀正 85歳になります 今年もよろしくお願いします。

 今日はお正月。お花の代わりに富士山を。500円札の精進湖より。

 

 

 昨日は 大晦日 いつものように家の周りを掃除してガラス窓を拭いて、額縁の裏のほこりを払い 新年を迎える準備を完了と言いたいが、まだ作業室の解体額縁の山や段ボールの整理が着かないままの年越しとなった。午後になって 家内の買い物の荷物持ちに出かけたが、高幡不動尊はいつもの賑わいはない。やはり経済が疲弊しているのだろう。

 

 地震は岩手沖で最大震度2 M=3.9 震源深さは30㎞と拙提案の「第2東日本地震」の震源域での地震が観測された以外はお休み。M=3クラスの地震は東北沿岸では頻発しており、12年前までのはるか沖の日本海溝下で頻発していた地震は3.11で終息している。

 

 

 昨日に続きの拙小冊子「地震予知はできるはずです 火山噴火も」

 

 津波の専門家という東北大学の今村教授は図52のようなポンチ絵で説明していたし、TV朝日の羽鳥慎一モーニングショウでも同じように解説していた。今村教授は「このところ地震や火山噴火が活発化しているので今回のような津波が起きる可能性があり、防災情報津波情報に関して皆さん準備怠りなく」とのこと。

 

 

 その他東大震研の佐竹教授も同じように原因不明で何やら地殻変動があったようだとのことで「今回のような津波がまた発生すると、津波情報が出る前に津波が来るという事にもなりかねない」「普通の地震ならこの1週間は同程度の規模の地震が起きるかもしれないが、今回の地震は特殊なので1週間を過ぎても同程度の津波が起きるかもしれないので準備怠りなく」とのこと。そのメカニズムも分からないのに無責任。また、同志社の特任教授などは東日本大震災の余震だと言って騒いでいた。そんなことはあるはずがない。

 海底火山が噴火して津波など起こるはずがない。火山噴火は気中の酸素とマグマの水素が結合することで爆発噴火するので、酸素の無い海底ではこの図52右のポンチ絵のような海底火山噴火は起きるはずがない。即ちポンチ絵のような津波が起きるなどあり得ない。また、図52左のような海底地すべりでの津波など起きるはずもない。津波は海水の体積増で起きるのであって 海底の地すべりがあっても岩の塊が移動しただけで体積増はない。クジラが一斉に潜っても津波など起きるはずがない。この程度が日本の津波の専門家の仮説だから本当のメカニズムなど分かるはずはない。

 

 以上のように、定説の地震予知や火山噴火予知の問題はその発生のメカニズムがまるで間違っているので、予知などできるはずがない。まさに「科学的に予知は不可能です」とさじを投げた通りのはずが、自己矛盾を是認したのを忘れたのか「地震発生のハザードマップ」は毎年更新している。当然のことながらこれが外れて、未曾有の巨大地震でさえ予知できずに「想定外」今度は必ず来るぞと「南海トラフ地震」しかも40年も前から明日にも、いや今日かもしれないと、防潮堤のかさ上げやら津波避難タワーやら、準備をさせ、避難訓練をさせ、政府の地震情報が出たら1週間ほどの避難指示で、国民生活を中断させるなど、大見えを切っている。が、どうして地震が起きるのか、どうして火山が噴火するのかさえも分からない学者どもが 分かったような顔をして数千億円という巨額血税を投入して太平洋に地震計をばらまき24時間365日観測を続けまるで意味の無い観測を続けスロー地震などその予兆をとらえようと無責任極まりない。

 

 

 地震も、火山も同じメカニズムで起きるのです。熱解離の条件を満たすマグマの発生域の中でマグマ溜まりの発生、成長、上昇が確認出来たら地震発生の予測は出来るはず。マグマの水素爆発の着火音を観測すれば必ず地震は予知できるはずです。火山噴火も同じメカニズムでマグマ溜まりの体積と位置の観測が出来ればいつ噴火するのかわかるはずです。

 

 サッカーの試合は90分で終わるが、点が入るまで何日も、何年も続くようなもので40年経ってもまだ明日来るかもしれない、いや今日 本当に来たら彼らの仮説は当りとなるが、地震は時間無制限のサッカーの試合ではない。「30年に80%でも1ではなく、0,001%でも0ではない」「地震国日本はいつどこで起きるか分からないので準備怠りなく」では地震学者などいらない、南海トラフ地震など卵も90年以上観測されていないのにまだ続けており、何の役にも立たないどころか、害になっている。

 

 地震学者や火山学者、火災学者、・・は巨額研究費の一部をペイバックして自民党のパーティ券を大量に購入しているのだろうか?!

 

 ズーッと以前から書き続けているが、海底地震計など役に立たないが、マイクロフォンを同時に仕掛けてあれば地鳴りの着火音を固体伝播で拾うことが出来るはず。固体伝播音は密度に寄るが空気は340m/sだが、水は1500m/s 鉄だと5000m/sでプレートならその半分ぐらいだろうが、でもS波の観測よりはズーッと早いはず。広がりも分かるはず。

 

 震源深さの観測は世界と同じで100m単位で、震源は点ではなく面で観測できれば予知は近く、被害は減るだろうが?、明日からは地震での最大被害の同時多発火災について書く。