昨日も良く晴れた日曜日。いつもなら、いつもの時間に、…と書き出すのだが、昨日は法事のためにゴルフはお休み。早くも3回忌で悲しさと虚しさがまた湧いてきた。が なんともならない。お散歩はお休み。

 

 地震は栃木県南部で最大震度3 M=4.3 震源深さは60㎞と我が日野市も揺れた震度1。

 

 

 首都直下地震ではないが、予想されている首都直下地震と同じメカニズムで発生した地震であり、首都直下地震の現実性の予兆のはず。地震学者さん、昨日も書いたが首都直下地震の観測体制を強化して巨大地震発生の兆を見つけてほしい。リアルタイムの地震発生モニターを覗くと卵がぞろぞろとうごめいており、危険極まりない。

 その伝播の分布をみると水戸―猪苗代湖―村上の棚倉構造線の東側への伝播が急に小さくなっていることが良く分かる。これが拙仮説の伊豆衝突帯プレートの存在を示すエビデンス。であり、首都直下地震を起こす定説の「関東フラグメント」なるマイクロプレートの提案などはまさに思い付きのその場限りの間違い提案。この間違いメカニズムでの首都直下地震の予知観測ではまたまた「想定外」との言い訳で「集めて殺す」という大惨事となりかねない。

 

さて、昨日の続きの「地震予知はできるはずです 火山噴火も」

 

1.5 中央地震帯(仮称)

図9の日本の巨大地震発生地帯は①東日本大震災を起こした東日本地域 ②首都圏を含めて関東地方 ③九州および④下の図29の黄色枠内の能登半島から北陸地方 近畿地方までのいわば日本列島の中央付近で伊豆衝突帯プレートの西側。これを「中央地震帯(仮称)」と名付けて提案。

 

ここ(④)には古来より伏見地震、濃尾地震、福井地震、金沢地震、阪神淡路大震災や和歌山地震などなど地震ハザードマップの安全地帯であるにもかかわらず巨大地震が多数起きていた。そこでそのメカニズムを調べてみると、いずれも能登半島の群発地震と同じで、図30のように太平洋プレートの下半分が伊豆衝突帯プレートの下へ潜り込んで出来たマグマが上昇し陸のプレート内でマグマ溜まりが出来、これが爆発することで起きている はず。

 

図29の赤線下の地殻構成と地震発生のメカニズム

 

 この地域は一部南海トラフの震源域と重なるが、次節で述べるように陸のプレートが跳ね上がって起きる南海トラフ地震は起きるはずはないが、図30のメカニズムでの地震発生の可能性は高い。しかも 沖積平野に発達している大阪や名古屋という大都市も含まれている。沖積地盤は軟弱な粘土やシルトや腐植土あるいは砂などの堆積層で地震で揺すられると地下水中のメタンガスが一斉に湧出して地盤強度を失う液状化現象となる。湧出したメタンガスに着火すると軟弱地盤全体が同時多発火災が起きて都市が失われる。3.で詳述している津波は無くても海底ヘドロの埋立地盤の上にコンビナートや倉庫群、港湾施設の他に最近増えている商業施設やタワーマンションなども液状化火災には全くの無防備であり大惨事をなる危険性は高い。このことで、この地震多発地域を「中央地震帯(仮称)」と名付け注意を喚起している。

 

 関東大震災、阪神淡路、福井、濃尾、東日本などの大震災であれほどひどい同時多発火災で大被害を受けているのに、何の反省も対策も無く またあの大震災を繰り返す。

 

 昨日観測された岐阜での地震はまさにこの中央地震帯での地震のはず。

 

さて、今日のお花はシンピジュウーム