昨日は今にも降り出しそうな低い雲が垂れ込めていたが、何と富士山がぼんやりだが見えていた。お散歩はお休み。昨日は午前中に我が日野稲門会の美術展の出展のためにプリウス君と家内を連れて日野市役所のレンガホールまで作品を届け展示作業をやってきた。スマホは持っていたのだが写すのを忘れた。昨日から4日間 8日金曜日までの展覧会となる。

 

 出展作品は「富士山をぐるっと一回り東西南北」と「噴火口のお鉢」の5枚とキャプションで6枚を2段で飾ってきた。稲門会の若い役員たちが一生懸命に展示作業をやってくれたので老人は手を出すことはない。

 

 完成した小冊子「地震予知はできるはずです 火山噴火も」を国家プロの予算をつける文科省役人や地震学者、火山学者へ郵送投函してきた。

 

写真は撮りためた散歩道の紅葉。

 

   

 

 地震は小さいながら性格の悪いのが続いていた。

 

 千葉県東部では最大震度2 M=2.8 震源深さは30㎞ と首都直下地震の卵であり、要注意! 

 

 岩手県沿岸では最大震度2 M=3.8 震源深さは60㎞ この地震も第2東日本地震(仮)で3.11地震の副作用で沿岸に近いところでの地震が多発している。これも危険な地震で大都市の液状化火災や女川東通り、下北、第1、第2福島、原燃、東海などなどの原発の直下地震で危険要注意。

 

 能登半島の群発は最大震度1 M=3.2 震源深さは10㎞ 先日も書いたが珠洲市の群発震源のマグマが冷えてきたので熱解離の能力が失われ、新たなマグマがその周囲に生まれて新たな震源となっている。いずれも活断層が震源ではないです。

 

  

 

さて、昨日に続いて「地震予知はできるはずです 火山噴火も」

 

1.1 日本列島で起きている地震

このようなメカニズムで地震が発生するとの仮説の合理性を示すためには最近の50年間日本列島で起きている地震を整理し総括する。

下の図は毎年更新されている地震ハザードマップであり、さらにその下の図は50年間に約10万回起きた日本列島周辺の地震分布でこれを並べて比べてみると、

 

①.東日本、中越、中越沖、能登、福井、鳥取、大阪北、阪神淡路、熊本といずれも大地震は地震ハザードマップの黄色の安全地帯で起きて、赤い危険地帯では起きていないことが分かる。

②、日本列島周辺での地震の約半数が日本海溝付近で起きており、そのうちの最大が2011年3月11日の東日本大震災である。その震源深さは20㎞以上である

③.今最も危険で、必ず来るぞと言われているのが南海トラフ周辺で起きるはずの南海トラフ地震であるが、四国沖には50年間1回も観測されていない。(実は90年間 観測されていない)

④.日向灘でもかなりの地震が起きているが危険地帯ではない。

⑤ 地下150㎞以深の超大深度地震は無視されている。活断層でもなければ海溝型でも説明が着かない。

 

 

 

 

 

 

このように、ことごとく実際に起きている地震の発生を定説のメカニズムでは説明できないが、これを何とかこじつけて定説の間違いを糊塗しようと、最近の国家プロジェクト研究は地震予知関連、南海トラフ地震関連、スロー地震関連、立川断層関連、熊本地震関連、松代群発地震関連、能登半島群発地震関連(正式名称は分かりませんが)、…地震を物理現象として行われている。

 

 その共通的な原因は仮説の基本的な第1歩目を踏み違えているからである。日本列島を取り巻いているプレートの仮説も実現象を正確に表現していないことが地震発生予測や後述する火山噴火のメカニズムの間違いなどの原因となっている。これらを最初に是正しようとしないのでどんどんと迷い道にはまって戻れなくなっている。これを是正して正しい道へ戻してもらわないと震災で失われた命が全部無駄になり、永遠に最終目的である地震発生を予測し、その防災対策で命や財産を守ることができなくなる。原発事故の遠因もここにある。

 

さて、今日のお花は吾亦紅の群生とオニユリ