昨日は日曜日 いつもの時間にいつもの仲間といつものコースでラウンドを楽しんできた。やっと彼岸となって30度までは届かない涼やかな秋晴れの中前日の雨で芝生が元気を増しラフが厳しくなってスコアーを崩したがやっと100点を切る97点。

 

 地震はお休み。写真もお休み。

 

 あきる野スケッチは昨日と同じ広徳寺の境内

 

 

 

「野尻説」の南海トラフ地震について、昨日は定説の解説をしたが、基本的に地震発生のメカニズムが実地震を説明できないもので予測しているので全部間違っている。南海トラフ地震は起きるはずのない理由を列記してみると以下の通り。

 

いつも出てくるが日本列島で1960年から2011年までの50年間に観測された地震は下の地図のようになっており、南海トラフ地震の四国沖には全く地震が観測されていない。すなわち南海トラフ地震は起きないという理由の分かり易いエビデンスです。地震は物理現象であるという定説は「小さい地震が起きると歪みが解放され大きな地震は起きない」という説が間違っていることはすでに何回も紹介している。

 

 

 でも、地震学者は周期説を持ち出して100年おきぐらいには起きているので、40年も前から明日にも起きる、いや今日かもしれないと脅していますが。昭和東海地震や東南海地震などの発生のメカニズムは上の地図でも分かる通り関西から紀伊半島、東海地方で起きている地震は南北に伸びている紫点の超大深度地震帯での地震で、太平洋プレートの沈み込みによって生まれるマグマの上昇によって関西から東海から日本海側の敦賀や福井付近で大きな地震を起こしているはずです。

 能登半島の群発地震も定説では「地下200㎞付近の太平洋プレートから水がしみ出し、…」と説明していますが、水ではなくマグマです。そうなると阪神淡路,昭和南海、伏見、などなど定説の南海トラフ地震の震源域での地震の東側の地震はフィリピン海プレートの沈み込みでのプレート間摩擦歪みの限界地震ではないことが分かります。

 

 しかし、津波を起こした慶長地震は確かにフィリピン海プレートの沈み込みで陸のプレートを跳ね上げて津波となったかもしれませんが、一度このような津波を起こす大地震は海のプレートの目詰まりゾーンを破壊し以後マグマ溜まりが出来ないでメタンガスや硫酸などを湧出してスカスカ状態となっているはずです。

 

 これは今回の東日本大震災でも確認されています。東日本大震災が起きる以前は上の地震分布図のように日本海溝付近で毎日大きな地震が起きていましたが、現在は日本海溝付近での地震はほとんどなく東北地方の沿岸で深さが50㎞位のところで盛んに起きています。すなわち あの未曾有の大地震で日本海溝付近の目詰まりゾーンが破棄されマグマ溜まりが出来ない状況になっているのではないでしょうか。慶長地震で南海トラフの目詰まりゾーンが破壊され以降はスカスカ状態となりフィリピン海プレートの北進が終わり、太平洋プレートの西進の流れと同じ西方向へ変えているはずです。

 

 

その証拠に、下の写真のように紀伊半島沖での南海トラフの海底にはメタンガスや硫酸を栄養として生きている「シロウリ貝」が群生しているとのことです。また海底地盤は沈み込みの左下がりではなくほぼ水平になっています。

 

 

まだまだたくさんありますが、今日はここまで、いずれにしても南海トラフ地震は起きません。