昨日はまた最高気温は32度の猛暑日ではあったが、それほどの暑さは感じない。散歩道を歩くとさすがに汗はびっしょり。未だナラ枯れでの落枝が片付いていない。でも 随分太い幹が突然 折れて落ちるので危険である。

 

   

 

 地震はトカラ列島での頻発は少し収まってきたようで昨日は5回だけそのうちの最大は震度2 M=3.2 震源深さは20㎞ ではあったが、少し南の奄美大島近海で2回地震が観測されている。最大震度2 M=4.2 震源深さは50㎞とこちらは深い。左の地図の下の島が奄美大島であり潜り込んでいるフィリピン海プレートで生まれたマグマが上昇しユーラシアプレート内でマグマだまりを作ってこれが爆発して起きたものであろう。さらに上昇して無酸素マグマとなると下の写真のように諏訪之瀬島や悪石島の火山の噴火となっているはず。すなわち地震と火山は兄弟のように同じマグマの爆発現象として説明できる。

 直下型でもプレート境界の海溝型でもないでしょう。活断層を探しても無理ですよ!

 地震と火山の専門家の先生!違いますか?

 群発地震が収まるのは、マグマ溜まりが上昇しその温度が徐々に下がって水が熱解離を起こして酸素と水素分子になるための温度にならなくなると終息するはず。隣の奄美大島のマグマはまだかなり深いのでそれほどの大きなマグマ溜まりではないだろう。即ちトカラのような頻発はしないはず。

 

   

 

 

 その余の時間は個展会場での暇つぶしに読もうと図書館から借りてきていた司馬遼太郎の「韃靼疾風録」その1を読破、貸与期限切れとなってしまった。

 

さて、今日のあきる野スケッチは花の寺として有名な龍朱院。このお寺は何度も描いている。

 

 

「野尻説」昨日の続き

 

 能登半島の群発地震の発生メカニズムについての定説は前回書いた通りですが、文字数制限でそのポンチ絵を載せることが出来なかったので今日になった。

 

 上の地図は群発の震源分布で400回以上重なっており、その深さは全部10㎞(気象庁発表は全部10㎞であるはずだが西村説では16㎞となっている。どちらが正しいのだろう?このいい加減さには腹が立つ)その発生のメカニズムが下のようにはるか太平洋の水が太平洋プレート内を通って能登半島の下に水溜りを作り、その水が活断層をの隙間に入って潤滑油となり活断層を次々と割ってこのような群発が続いているとのこと。しかも、そのうちに最大はグチャグチャになっているはずの活断層がまた割れて6強地震となり、本州全部を揺らすという大エネルギーであるとのご託宣。到底納得できません。