昨日は月1回の無手勝流スケッチ教室の開催日であったが、天気予報では午前中は雨で午後になって曇りという事で、実際に会場近くの立川在住の世話役から雨が降り出したとの連絡が入りドタキャン。ではあったが、我が日野ではほとんど雨は無く空振り。

 

 散歩道は少しぬかるんではいたが、雨にアジサイはよく似合うはずとのことで、高幡不動尊裏山はにぎわっていた。

 

   

 

   

 

 地震は鹿児島県のトカラ列島での群発が収まらない。昨日は最大震度3 M=3.1 震源深さはこちらも10㎞をはじめとして最大震度2が3回 1が1回の合計5回の地震を観測している。すぐ横には諏訪之瀬島の火山噴火が、活発に噴火しており落ち着かない。

 その他、未明の0時06分千葉県の南西部では最大震度2 M=4.2  震源深さは40kmという首都直下地震の卵を観測している。

 

   

 

 トカラ列島の群発地震はフィリピン海プレートの西進が琉球海溝でユーラシアプレートの下へ潜り込んでいるところでのマグマ爆発で起きているはずではあるが、調べてみると、この群発に関しても何やら断層が割れて起きているとの  熊本大学大学院先端科学研究部准教授 横瀬久芳が次のように解説している。

 

鹿児島県トカラ列島の群発地震と12月9日のマグニチュード6.1の地震は、ともに海底の断層面で起きた。海溝型地震でも火山による地震でもない。

断層の横ずれは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下にもぐり込む際に、海底山脈がトカラ列島の側面に衝突し、生じさせたひずみが 伝播して起きたとみられる。

本州周辺のフィリピン海プレートと連動した動きはなく、南海トラフ地震の前兆ではない。ネットで話題の「トカラの法則」に根拠はない。

今のところ周辺の火山が噴火する恐れは低いとみられるが、火山活動活発化の引き金になる恐れは完全には否定できない。海底地震計などを整備し、観測体制を強めるべきだ。

 

 とのことだが、

この中で、第3段落目の「トカラの法則」というのはトカラ群発が起きると巨大地震が起きるという法則らしく、事実東日本大震災も熊本地震も、大阪北地震も、…起きていたという事実であるが、地震学者は関連性を否定している。即ち、今回の群発は南海トラフ地震の前兆ではないと否定している。

 

  

 

 本当だろうか?

 

 今回のトカラ群発は上説明の第2段落のように意味不明だが「断層の歪みの伝播によって起きた」(熊本大学)、能登半島群発は「太平洋プレートからの水のような液体が活断層を割って起きている」と(京都大学、金沢大学)、松代群発は「亀裂性の岩が水圧で割れて起きた」と(東大震研)熊本群発は「2本の活断層がずれて」と(東北大学)、…などなど群発地震が起きる場所によってそれぞれ地震学者のテリトリーがあるのだろうか、別々の結論で譲らない。政府地震調査委会でもその発生メカニズムについては知らん顔で、「 …どこでも起きるので、注意怠りなく、…」との警告だけ。

 

 こんなことだから、まさにセクショナリズムで地震予知研究は進まない。どこの群発も「マグマに溶存している熱解離した酸素と水素の結合での水素爆発・爆縮・水・・・・の繰り返しという同じメカニズムで起きている」はず。海(トカラ)でも山(松代)でも平野(熊本)でも半島(能登)でもどこの群発でも深さが10㎞であり毎日、数回の地震が繰り返しているのに活断層やら亀裂性の岩などが割れても日本列島をゆすれるはずがない。

 

 地震学者さん達 いい加減に間違いを認め 胸襟を開いて「君子豹変」(悪い意味ではなく、君子のように偉い人は1夜にして 間違いを正す)しては如何でしょうか!

 

 今年は関東大震災から節目の100年です。巨大地震での被害を少なくするにはまさに絶好のチャンスであり、喫緊の課題ではないでしょうか!

 

 さて、今日のあきる野スケッチは以前も書いたことがある、大岳山への登山道の雨が降らないと現れないという小さな滝「小滝」をもう一度別の角度で。