昨日は晴れて穏やかな日差しが降り注ぐはずではあったが、お天道様はほとんど雲の中で顔を出してくれずうすら寒い1日。そんな中、拙個展の案内発送準備のために100円ショップで封筒の調達やら、コピーやらの雑用をしながら司馬遼太郎の「翔ぶが如く」の第8巻を読破、第9巻を予約しておいた。

 

 散歩道のアジサイはやっと少し色づいてきた。

 

   

 

   

 

 地震は能登半島での群発も伊豆諸島の新島神津島の群発もお休みなのか終息したのか観測されない。トカラ列島での群発は最大震度2ながら3回観測されていて、まだ収まる気配はない。

 

 5月に入って日本列島はあちらこちらで中ぐらいの地震が発生しており、地震学者は都度「この1週間ぐらいは同程度の地震が来るぞ!」と脅されていたが、別々の所では起きたが、同じところで同程度の地震は観測されていない。即ち全部間違い。しかも、日本列島中で合計14回も揺れたので首都直下地震との関連性はあるのだろうかとTVの「ひるおび」で3名の地震学者が解説していた。

 

 

 

 名古屋大学大学院 地震火山研究センター 山岡耕春教授 「多く地震が起きているため、関係があるように思うが、ないだろう。 今のところ巨大地震との関連も考えられない。」

 筑波大学 八木勇治教授 「5月に地震が多いのはたまたま重なっただけ。 各々距離が離れていて、規模的にも影響を及ぼしていないのでは。発生のメカニズムも違う。」

 東京大学 笠原順三名誉教授 「全てが関連あるわけではないが、フィリピン海プレートに沿った千葉、新島・神津島近海、トカラ列島近海の地震は関連がある可能性も…。 太平洋プレートがフィリピン海プレートを押し、「ひずみ」が生まれているため。」

 

 以上のように 三者三葉であり、地震発生のメカニズムを物理現象と仮定している地震学者には関連性など分かるはずがない。

 

 

 

首都直下地震との関連性については

 

 名古屋大学大学院 山岡耕春教授 「考えにくい。もしも首都直下地震が東京都の真下だとすると離れすぎている。」

 筑波大学 八木勇治教授 「規模が小さいので影響を与える可能性は低い。ただ群発地震なのが気がかり。 なかなかおさまらず、本震・余震があるような単純なタイプではない様に見える。今後、火山が関わっているような証拠が出てくるかもしれませんし、推移は十分に見守るべきだと思います。」

 東京大学 笠原順三名誉教授 「過去に三宅島の火山活動のプレートの動きにまで影響を与えたことを考えると、 首都の地下へ影響を与える可能性はある。」

 

 以上のように、こちらも三者三葉で「トカラ列島や新島神津島群発地震がプレートの動きで起きている」「能登半島では水みたいな液体が活断層に浸み込んで、・・・起きている」などと群発地震発生のメカニズムも分かっていないし、「この1週間 同程度の、…」の地震は起きていないし、5月13日の拙ブログに掲載した下の日本列島の地震発生ハザードマップの安全地帯ばかりで起きており、真っ赤な危険地帯である首都直下や南海トラフ地震などなどとの関連性など聞いても無駄!

 

 地震は物理現象ではなく化学現象です。プレートは板ではなく岩です。など地震や火山噴火のメカニズムが分かっていない先生方には分かるはずがない!

 

 

 

  下の図もすでに書いたが、この5月に起きている最大震度5くらいの地震も全部地震安全地帯で起きている。

 

 

 沢山いる地震学者は一体何を研究しているのだろうか?巨額な血税を使い続けて国民の生命と財産を守るために役に立っているのだろうか?関東大震災での11万人もの死者の原因も分からないまま、首都直下地震での死者は6千人で耐震化を進めて半減したいなど、マスコミもこれを煽って、まるで的外れなことを言っている。関東大震災と同程度の首都直下地震が起きて10万人以上の犠牲者が出たら また東日本大震災のように「想定外」で逃げるのですか?こんなことを2度も3度も許している政治家の責任もある。

 

 M=8クラスの首都直下地震で関東大震災と同じように起きたら、軟弱地盤地帯では液状化現象が発生しメタンガスが湧出し、これに火が着いて瞬間的に火災と同時に酸欠状態となり、失神、焼死するはずだが、・・・。

 

 地震は日本中どこでも起きる、首都直下地震はこの30年で80%の確率で来るぞと言っている地震学者は想定通りで責任はない、地震で液状化が起きるのは当たり前で地盤学者の責任はない、メタンガスが出たとしてもこれに着火しなければ火事にならないので火災学者の責任はない。酸欠が起きるのは火災学者のテリトリーではない、防災学者は棚から物が落ちてけがをしないように、非常持ち出しと避難経路の指導がそのテリトリー、…誰にも責任が及びそうにない、・・・。セクショナリズムの塊で10万人が死んでも誰にも責任はない。戦争も起きそうだし巨大地震も起きるだろう、日本の平和は怪しいものだ。

 

 これで良いのでしょうか?行政の首長さんが最終的には自衛隊の派遣やら焼死体の片づけやらの後始末で、終わり、また100年後には同じ轍を踏むことになる。

 

 さて、今日のあきる野スケッチは沢戸橋の下での秋川。