昨日は雨が小やみになる予報ではあったが、降りやまず。ゴルフのレジェンドたちとラウンドを楽しもうといつものコースまで出かけたが、結局雨で中止。4名そろって、ロビーでお茶お飲みながら持参の拙著「命を守るにはどんな防災防災‥‥」の原稿の話で1時間ぐらい時間つぶしをしてから帰宅。

 夕方になってTVを見ていたら、ガースーの突然に辞任。前のアベノドクサイ君と同じで予告なしの突然のちゃぶ台返し。今の自民党政治はこんなに軽いもので無責任以外の何物でもない。彼らはちゃぶ台返しできるが、普通の人は必死にしがみつかないと後がない。誰が引き継ぐのやら?野党を含めて嘘のない骨のある人に出てもらいたい。

 

 そんな中、昨日の東京新聞夕刊に下のように1000年前に房総で巨大地震起きて、大津波の痕跡が発見されたと報じていた。国の研究機関である産総研の沢井上級研究員が九十九里のあちらこちらの地盤調査の結果 判明したとのこと。本当だろうか?新聞の左下の赤いポンチ絵を見ると太平洋プレートがフィリピン海プレートの下へ潜り込んでずれが起きて津波が起きたとの「新しいタイプ」の仮説をたてている。新聞の上の図では北米プレートの下へ潜り込んでいるように見える。しかし、海のプレート同士はお互いに同じ重さであることからどちらが下へ潜り込んでも合理的な説明がつかない。

 しかも、以前から定説の地震発生のメカニズムの誤解を指摘しているが、その基本的な誤解は「プレートが1枚板で出来ている」との仮説が間違っていることであり、プレートは岩で出来ているはずである。

  このことで、太平洋プレートとフィリピン海プレートの海のプレート同士は合流することで体積を増やし伊豆ー小笠原列島を造り火山帯となっている。これがプレートのようになって北上することでフォッサマグナを埋めて隆起することで、今の日本列島が出来たとの拙仮説なら合理的に新発見の津波(?)の痕跡を説明できる。

 1000年前なら、平安時代、既に誰か住んでおり、言葉もあったはずで何か古文書などあるはずだが、それがないのは大津波の仮説の間違い。火山の無い房総半島でも安房鴨川の海岸には海底火山の痕跡である枕状溶岩が大量に出ている。即ち地震が起きず津波でなくとも隆起で海底の土砂は陸地へ上がることもある。 

 

 

 

 昨日は熊本県の天草で小さな地震があった。この地震も震源深さは10㎞。熊本地震と同じ深さ位置、すなわち熊本地震の余震。地震学者さんは熊本地震を起こした布田川活断層がまた動いたと説明するだろうが、すでに10万回以上動いている。いい加減に箒の穂先論は間違いでしたと兜を脱いだら如何でしょうか?

 

 

 さて、今日の多摩川沿岸の桜はあきる野市の広徳寺の枝垂れ桜の古木。スケッチポイントとして有名なかやぶき屋根の山門は右の奥にある。