昨日もさわやかな五月晴れ、夕方になって強い風が吹き始めたがすぐに止んでまた穏やかな陽気となった。

 日本中がコロナ自粛とワクチン接種とオリパラ開催の賛否の話題で沸騰している。オリパラのためのワクチン接種であり、緊急事態宣言であるような雰囲気も感じられる。全くガースー内閣はどうかしている。日本人の命を守るのが第1でありオリパラは世界平和の祭典で今はコロナ軍との世界戦争中。コロナ軍には休戦は無し、すなわち、到底開催は無理!

 

 暇つぶしに読んでいる安生正のSF小説「生存者ゼロ」がまさに今の日本を表している、総理大臣が優柔不断で何も決められない中感染症で有害化した白アリの爆発的な大群に北海道の道東から順に都市が全滅して行く恐ろしい話。専門家の感染症学者と昆虫学者の提案仮説を信用しないので、新月の夜になるとバタバタと食いつぶされ、生存者ゼロになって都市が失われてゆく。あと少しで読み終わる。

 

 日本列島では地震の静穏期が続いているが、中国のヒマラヤに北部の雲南省や青海省ではM=7クラスの地震が5月21日と22日と続いて大きな被害となっているとの報道がある。両地震は本震余震の関連性はないとのことである。

 

 

 付近はインドプレートがユーラシアプレートといずれも陸のプレート同士が正面衝突しているところで強い圧縮歪みが溜まっているところで、その歪みはヒマラヤ山脈の隆起によって解消されている。そのヒマラヤ山脈の北側の地盤内はインドプレートの下部半分はマントル熱対流で北方向へ流れており上半分が逆断層となって強い圧縮力を受けている。その中間部分は隙間が出来その隙間には地表より浸み込んできた地下水がマントルの熱と圧力で熱解離を起こしてマグマを作って隙間を埋めているはず。これがまとまって上昇し、地下10㎞付近で水素爆発を起こし、これが強い圧縮歪みを受けているところが逆断層となったいわば直下型地震となる。いずれの地震も震源深さが10㎞であると観測されている。今回の雲南省、青海省付近はフィリピン海プレートの西への流れも影響する地域であるとすると横ずれ断層が起きているかもしれない。

 このように拙論はこれまで考えたことが無かった中国の四川地震や今回の青海地震、雲南地震の発生メカニズムも合理的に説明できる。

 地震学者さん如何でしょうか?直下型地震は中国でも地下10㎞でのマグマ爆発でした。

 

 さて、今日の多摩川浅川桜スケッチは多摩ニュータウン内の三沢川の両岸に続く桜並木。右のビルは稲城市役所。