昨日は朝から日本中が五月晴れとのこと、しかも夏日の25度を超えてしまいセーターなどは邪魔になって脱ぎ捨て、腕まくり。新型コロナ君の特別警戒宣言が3週間となりまだひと月ほど延長し、我慢が続くとのこと。社会的にはかなり大きな影響となっている。しかし缶詰引きこもり止む無し。

 

 松本群発地震は終息したのだろうか、昨日は動いていない。岐阜県の飛騨地方もごく小さな群発地震が起きているが、関連性はよくわからないとのご託宣。

 

 さて今日の伊豆衝突帯プレート(仮)のスケッチは南の海の海底で堆積したフィリピン海プレートの付加体である石灰岩の山が糸魚川に明星山と黒姫山の2つもあるので紹介する。

 

 プレートテクトニクスを提唱している地球科学の先生はこの現象を知っていたのだろうか?ユーラシアプレートと北米プレートが糸靜構造線で直接ぶつかり合っていることが定説となっているが、袋田や下仁田や山梨南牧村でも・・・沢山発見されている海底火山の痕跡である枕状溶岩などがあり、秩父や足尾なども海底堆積物の付加体から出来ている。これらの存在を知っていたら、海のプレートが両者の間に入っていないと合理的な説明がつかない。

 

 黒姫も明星もいずれも素晴らしい山で足元にはヒスイやガーネットの原石がごろごろ、糸魚川の海岸にもゴロゴロ石を拾う人がうろうろしている。付加体が熱変成したもので日本中のヒスイのほとんど全部がこからの出土とのこと。

 

 

 水映りの見事な高浪の池からの明星山。付近は公園となっており、足元にはフキノトウがたくさん生えていた。もちろん大量にゲットしてただのお土産。誰もいないが、コバエのような小さな黒いハエが目に入ってきて鬱陶しい思い出がある。

 

 

 

 糸魚川駅前のビジネスホテルの5階の部屋から黒姫山を描いたもの。右端の急斜面は親知らずで直接日本海となる。左奥は雪を頂いた北アルプスの峰々。