フランスおじさんからの便り | 外れた天気予報

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もうすぐ、子育てゴールイン?と思いきや、子供の進路変更、母の介護問題も重なって、私の人生は想定外の方向に迷走中です。一方的な独白(毒吐く?)


古いエアメールが
見つかった
読んでみると
母の兄が昔
フランスから送った📨
でした


1960年代
海外旅行も一般的では
なかった時代


「去年の秋頃からご主人が
体調悪く、○○荘で療養しているそうですね」
「貴方もご主人の
長い不在で
さぞ心細い想いを
しているでしょう……」


○○荘はサナトリウム
ご主人とは私の父のこと
父は結核の再発で
一年近く入院していた
私は3才で
サナトリウムの近くの海で
遊んだことを記憶している


母の兄は3人いて
なぜか?優秀
W大、T大
そしてI大をでた
おじさんは外務省勤務
フランスに滞在
だから
「フランスおじさん」




母はことあるごとに
自慢してましたね
期待の星だったの
でしょう


残念なことに
フランスおじさんは
滞在先で
若くして
急死してしまった
(今思うと謎💧)


そのおじさんが
出した手紙を
母は大事に持っていた


私はその手紙を
母の棺に添えようと
思う


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