思えば、制服から解放され、初めて 小学校時代の 幼馴染みのもとヘ旅した時、彼女は 教育学部。「2日、同じ服を着てたら 勘ぐられるので 大変」と言われ、のけぞりました。

 

「…住んでる世界が 違いすぎるっ!」

 

 

だって 逆に お化粧したり、違う服を着てただけで 会う人ごとに「わっ、どうしたん?」「悪い物での、食べた?」と 質問攻めにあうので 次第に面倒になって アンダーのみ替えて、ほぼ 似たものだけ… な、ワンパターン。いわゆる 制服化 で解決。

 

 

独り暮らしの部屋は いつしか格好の 溜まり場と化してたのですが あまりの鈍さ。「お向かいさん、同棲中だね」と囁かれた時、仰天っ!

 

 「…2年間、気づかなかった…」と愕然。 「それ、マジッ?!  俺、一瞬で分かったけど」と言われ、アングリ。一事が万事 この調子…でした。

 

就職活動期。遠恋の彼氏 (ダンナさん) と 港で待ち合わせたら 何故か 姿を見るなり、思いっきり 石化。「そんな格好。何処を、どう探したら見つかるの? 」と 呆れ顔。

 

やがて 社会人になり、住まいが見つかるまで 暫く 子供の居ない 親戚の叔父夫婦のもとに居候してたのですが 梅田で小料理屋を営む 叔母。私の姿を一目見るなり 黙って 行きつけのブティックに直行。

 

姪やねん。明日から研修やから 見繕って…」と、一式セットを調達。

 

ただ、悲しいかな プロの眼力。あまりにも コーデが完璧過ぎて バリエーション・コーデが分からず、再び 制服化。ヘビロテのあまり、結果的に 着潰してしまいました。ごめんなさい。

 

思えば、OL仲間な 友達に 給湯室で素朴な感想。「いいなぁ。私も そんな髪質に生まれてみたかった…」と羨ましがると「何言ってるねん。これ、1時間 早起きして ブローで作ってるんやで」と言われ 仰天っ! …し、知らなかった。

 

 

素敵は、研究と努力の結果と知りました。

 

で、猛烈に端折りますが、やがて結婚。(発表した時は、社内が騒然)

 

社宅生活が始まり 挨拶回りをした時「ここって企業の社宅だよね。俳優養成所かと思ったレベルの 見事なまでの 美形揃い。

 

でも、朝。ゴミ捨てしてる姿は キャンパスで   よく知ってる ジャージーに眼鏡の お姉さん達。でも、一歩、門外に出る時は… 超・別人。

 

「女性って、化けるっ!」 リアルに驚嘆。

 

だけど、ある友人が 退去の挨拶にきた際「ココ、みんな キレイ過ぎてキツかった。正直。あんたの すっぴんで平然ぶりに 救われた。ありがとう」と お礼を言われた時は、タハハ…

 

ダンナさんの プロデュース無しでは おそらく。未だ 「とんでもコーデ」が 続いてる気がします。ブログ始めて 何より 気付きが楽しかった…と、実感してます。

 

お洋服 よもやま話でした。