自分への思い込みから自由になる | 心に花が咲くまで

心に花が咲くまで

心が風邪をひいている息子と私の日記

今日も無事迎えた新しい朝。


ハナのお散歩中、可愛らしい白サギが川で遊んでいた。

ぴょんぴょん跳ねて、何かを食べようとしているのか?

水飛沫きを楽しんでいるのか わからないが

とにかく、可愛らしい姿に、胸が躍った。

朝から、楽しませてくれてありがとう。と心で手を振った。



人は毎瞬 毎瞬 意識が生まれ変わっていると言う。

就寝中に思考はリセットされ、新たな意識に変わっているが、

これまでの経験と結果、信念や思い込みが勢いついたものが

再び意識上に上がってくる。


せっかく生まれ変わっているのに、過去に引っ張られているような気がするのは

これまでの経験からの自分への思い込みが原因とされる。


その信じてきた現実、信念をリセットする効果があるのが瞑想となる。

朝の瞑想は、これまで長い時間信じて来た思い込みの勢いを止める。


つまり、失敗した経験から

自分は失敗する

これは苦手

面倒くさい

この人は私をイライラさせる

怖い

出来ないにちがいない

あの人みたいな才能はない

きっと批判される

自分は稼げない

と言う思い込みだ


息子たんたんの場合も、小学校の時はリーダー的存在に憧れ

ある程度、頑張って来た。楽しい経験もたくさんある

しかし、中学に入って、勉強や運動、さまざまな面で

自分より優れた人が沢山いることに圧倒され

せめてクラスの半分以上の存在でいなければ、自分には価値がないと思い込み始めた。


クラスの半分以上とは???


勉強や運動、発言力、クラスの中で中間より上に居たかったらしい。


その気持ちは、とてもよくわかる。


私も、なぜかプライドが高く、人より上に立ちたいという欲求が強かった。

親には褒められた経験もない上、よく罵られてきた。


それは、勉強と言うより、口から出る言葉でもって負かしてやりたい。

そんな意地見たいなものがずっとあった。


その意地や欲望は、劣等感から来る。


自分の自信のなさ、成功体験があまりないと思い込む

出来ない自分ばかりに焦点を当てた結果だ。


出来ない自分に焦点を当てていると、いろんな心の不具合が生じてくる。


最初のうちは、イライラして人に強く当たる、嫉妬して意地悪したくなる

もっと、気分が下がると、閉じこもって、無気力となる。


世の中のいじめの原因は、ほとんどがそこにあると私は思う。


イライラすることに勢いが付き、怒りが強くなり自然に攻撃してしまう。

攻撃対象は、自分より弱そうな立場の年下や家族、そして全くの他人だ。


たんたんも、学校に行かなくなった当初は、強い怒りの症状が現れていた。

妹に対しても、私に対しても、壁に当たったりと。


そして、その怒りの反動は今、たんたん自信を苦めている。罪悪感として。


しかし、最近は、罪悪感から少し上がり、弱い怒りに変わっている、


弱い怒りとは、イライラして、焦っている状態。

強い怒りは、何かを壊したくなったり、傷つけてしまいたい状態を言う。


私も同じところを通って来たのでとてもよくわかる。


私はもっと鬼だった。

有名な漫画「鬼滅の刃」でも鬼化した人間は皆劣等感を持っていた。それを鬼の頭である無惨は利用した。

漫画の世界にいた私は鬼になっていたのだろうか…怖い怖い  滝汗



だから、朝にゆっくりした時間は、本当に大切になる。

一日を幸せに、穏やかに過ごすためにも、瞑想や、ゆっくり飲み物飲んだり、

自分を落ち着かせる時間が大切だとつくづく思う。


深呼吸を数回するだけでも違う

世界平和に為にも 自分をゆったりとさせてあげたい


たんたんにも

みーちゃんにも

ハナにも


いつも忘れそうになるが 主人にも



続く…