11日の地震。

私は職場にいました。


私の職場は病気の子どもを預かる病児保育室。

この日は38.9℃の高熱の1歳の女の子を預かっていました。


地震発生時

ぐっすり眠っていた女の子のそばで、ただ揺れがおさまるのを待つのみ。

しかし、あまりの揺れに女の子をを抱きかかえて外へ避難。

揺れでふらふらしながらも、女の子をバスタオルでしっかり包んで近くの駐車場へ。


怖かった。


電車がストップし、女の子のお迎えはもちろん来られません。

ご両親が保育室から離れた場所にいると分かり

朝まで女の子を預かる心づもりをしました。


幸い女の子の熱は37度台に下がって

地震のことは知る由もなく、その後も時折笑顔を見せてくれます。


余震のたびに、不安になる気持ちを、女の子がかき消してくれました。

大人がしっかりしなきゃ!!この子を守るのは私たちだけなのだから。


私は保育士。

子どものことを1番に考え、安心して過ごせるようにすること。

こういう時こそ冷静に、しっかりとしなくてはいけない。


そんなこと分かっていたつもりでした。

でも改めて思い知らされたのです。身にしみたのです。



女の子のご両親は3時間歩き、ようやくタクシーをつかまえ

21時半にお迎えに来られました。

ご両親が我が子と再会した時の表情・安堵感。

胸が熱くなりました。

よかった。


女の子が帰宅した途端、緊張の糸が切れたのか

どっと疲れを感じました。


その日は帰れず、そのまま保育室に泊まりました。


保育室にはテレビがないため、翌日の帰宅後

被害の大きさをテレビで見て愕然。



幸い家族は皆無事。

しかし、仙台に住む義姉夫婦の家の中はめちゃくちゃになり

近くの小学校へ避難したそうです。


昨夜、家へ戻ることが出来たと連絡が入りました。

水道は止まっているものの、電気は通ったそうです。


福島県相馬市に住む、知人の安否も確認できました。


しかし、まだまだ大変な思いをされている方がたくさんいる。

救助を求めて待っている方も。

一刻も早く、救出の手が届くことを願うばかりです。

温かく安心できる環境が整いますように。


亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。


そして自分に何が出来るのか考えたいと思います。