寒過ぎない気持ちのいい晴れ晴れとした日の実習となりました!
本日、小田原市早川でみかん栽培を行われているS先輩にお世話になりました。
主な作業はみかんの収穫を行いました。一見、素人目ではみかんは多くなっているように感じられましたが、今年はみかんの裏年らしく、収量は低いそうです。確かに、収穫しなくても実がなっていない木が幾つか見られました…
このみかんの表年、裏年というものは来年みかんの果実ができる脇芽というものを上手に落とすなどをすることにより防ぐことは可能だそうです。しかしながら、脇芽を落とすと木全体の果実が少し減少し、果実が肥大化してしまい、市場価値や食味が落ちてしまうため、S先輩のところでは基本的には行わないそうです。
今年の春にお世話になった、たんかんという柑橘を育ててらっしゃる屋久島の農家さんや、山形のさくらんぼ農家さんでは、どう脇芽を工夫して落として、収量を安定させるか…ということをよく話されていたので、同じ果物類、そして柑橘系でも、または農家さんの考え方により、作物の育て方がまったく変わるというのは非常に興味深かったです。
また来年度もお世話になりたいです。
T.N