わたしたちは8月2日から7日まで長野県中野市の桃農家さんにお世話になって色々な作業を手伝わせていただきました。
桃はとてもデリケートな果実のため素人の私たちが手で木から直接もぐことはできなかったのですが、桃にかけてあった袋をはがしたり宅配用に箱詰めしたりすることができました。
お世話になった農家さんでは桃だけで60品種栽培しており、そのうち5品種ほどを今回の実習で収穫させていただきました。まだまだ収穫最盛期ではなかったのですがとてもたくさんの桃を出荷用に収穫したような気がしました。なので、最盛期はもっとたくさんの品種を出荷しなければならなくてとても忙しくなるのだと農家さんが仰っていました。次回は是非最盛期にチャレンジしてみたいです!
お世話になった農家さんでは桃の他にリンゴや梨も栽培しており、わたしたちはこれらの果実の摘果と袋かけをやりました。この作業は猛暑日の中やるとなかなか骨の折れる作業で、それこそ1日中ずっと袋かけをし、それを数日続けてやっと農家さんに頼まれていた分がおわる、というような感じでした。
この実習の大きなポイントとして「農家さんとのコミュニケーション」が挙げられると思います。農家さん夫婦は話し出すと本当におもしろい方々で、特に夫婦のユーモアあふれる掛け合いを聞いているのがわたしは大好きでした。2人ともわたしたち以上に働きながらわたしたちのご飯を作ってくださったりしたのですごいなぁとびっくりしていました。また、自分たちが栽培している桃や米についてもすごく関心をもって接しており、わたしたちにたくさんのことをおしえてくれました。
2人の考え方や生きる姿勢を知れば知るほどわたしはもっと2人のことが好きになりました!
今回は村の会から3人参加させていただきました。この実習は一般でも募集をかけており、奥さんの話ではリピーターが多いこともあって例年すぐに募集定員に達してしまうそうです。その中でも知り合い同士で同じ大学から参加するのは珍しいことらしく実際最初から知っているもの同士、わたしたちは気楽に振舞っていたと思います。でも私は他大学の人たちとも仲良くなりたいのでできれば次回は村の会1人で参加してみたいです!
今回の実習は夏休み最初の実習としてとても充実したものでした。まだ未熟な面が多い中、自分なりに精一杯やってみて農家さんにほめられるとすごく嬉しかったです。来年、再来年ともしまた参加することができればもっと役にたてるようになっていたいです!
本当に6日間ありがとうございました!!
A.M