また、ちょっとお久しぶりですね。

最近観た映画の話をちょっとします。DVDでですけど、シンケンレッドこと松坂桃李主演『ツナグ』!

これがすごーく良かった!最近の邦画ではヒットですね。みなさんにも是非観てほしいのでブログで紹介します。ちなみにめっちゃ泣いた(笑)



ストーリーは死んだ人間の一人に一度だけ会わすことができる能力をもつ使者(ツナグ)のアユミ(松坂桃李さん)が、生きているさまざまな人と、死んだ人を最後に一度だけ会わせていくという話なのですが。


この劇中に登場する人で生きている人は、その死んだ人に対して特別な想いを抱えている人ばかり登場し、また死んだ人もその人に対して特別な『何か』を抱えてるんですよね。


基本的には感動の物語なんですけど、その中には死者と再会することによってさらに辛い想いをする人もいたりして、さまざまな人とのつながりが描かれているんですけど。



この映画のテーマのメインは『もう一度会いたい人』ってことなんだけど、それ以上に僕が観て思ったのはその人とのその日の『最後』って大事だなぁって思いました。




少し映画から話はそれますが、僕は基本、ケンカというもをしません。自分が『ストレス』や『憤り』を感じたとしても、ケンカというものをしません。もちろん争いごとが嫌いっていうのもあったんですけど、なにより人って『何が最後の言葉になるか分からない』って思ってたんですよ、今まで。もちろん自分の意見を主張することは大事だし、相手が間違っていれば、正してあげることも大事、大切な人だからこそ許せないことイロイロケンカする時はあるけど、些細なことや自分のワガママではケンカしないと決めています。(もちろん人間だからたまにイライラすることはるけど(笑))


『人って何が最後の言葉になるか分からない』ケンカする前にいつも考えてしまう。冷静に怒るタイプなので考えちゃうんですよね(笑)

ケンカ別れってすごく後悔すると思うんですよね。それが今生の別れなら多分一生後悔する。もし大切な人との別れがケンカや悲しいことだったら、憤りやストレスを感じたままの方で全然良かったって思える気がするんです。


この映画観て、尚さらその想いが強くなりましたね。



よく『人との出会いを大事にしろ』っていう人いますけど、確かにそれも大事!一期一会の精神って大事ですよ。でも僕はそれ以上に『その日その日のその人たちと別れ』を大事にしたいなぁと思う。

『さようなら』『バイバイ』『また明日ね』『今度会う時は・・・』『おやすみなさい』



その日、その日の『別れ』を大事にする。笑って別れて、その次会う時、嬉しくなる、ホッとする。そう生きていきたいなぁと。映画ひとつ観たくらいでオーバーだって思うかもしれないですけど、これは常に思っていたことで、尚更想いが強くなったので書きました。


これから映画『ツナグ』を観る人には、この映画のテーマ『大切な人との再会』ということ以上に、是非『人との別れ』や『最後の言葉』それを考えながらこの映画を観てほしいなぁと思います。


人生は一度、生きていたらどうしても後悔の連続なのかもしれない。でも、それでも「後悔しない生き方をする努力をする」それを僕自身忘れたくないし、他の人にも忘れないでほしいですね。どんな人にも。

そう生きることで僕は周りの人にも『優しく』できるんじゃないかと思います。





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