じょーじのいなか研究室

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地域社会の発展を通じて、日本全体を発展させる。そんな理想を目指し、様々な事例を求めて日本全国を飛び回る日曜研究家のブログです。
※実態はご当地キャラクターの追っかけ状態です。

キーワード: ご当地キャラクター 田舎 地域 など

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そろそろ旅に出たい!!!!!!!!

 

心の叫びがまず飛び出した久々のポストです。

 

日本の経済がどれほど「旅」に「移動」に支えられていたのかということを知らされる今日です。

 

9/8(金)に内閣府が公表した4〜6月期のGDP改定値の実質成長率は前期比で-7.9%。2〜3%の成長ですら大手を振って成長したと言っていた有り様なので、そのマイナスインパクトはあまりに大きいわけです。さらに今回、速報値から改定値の間で0.1%もさらに落ち込んだということで、その理由は「サービス消費」の落ち込みが想定以上であったと日本経済新聞では分析されています。まさに、「旅行」はその「サービス消費」の最たるもので、実体経済に対していかにコロナショックの影響が大きかったのか、ということが言えると思います。

 

ここまでは一般的、かつ外形的な話で、なんとなくご覧いただいている皆さんも実感があるはずです。そして、私の趣味はご当地キャラクターの追っかけをここ数年ライフワークにしていました。彼らの活動をきっかけに、毎週末日本中を駆け巡っていたのです。

 

3月以降、ぱったりとその活動ができなくなりました。当時私は東京都品川区に在住していましたが、東京は品川区内の屋形船でクラスターが発生したのを起点に新型コロナウイルスへの感染が止まりません。

 

4月の緊急事態宣言の最中、私は仕事の転勤で京都に居を移しました。移り住んだ京都市内は、ここ数年のうんざりする外国人旅行客の山とは無縁の土地になっていました。もちろん日本在住の外国人の方が街中にいないわけではないのですが、観光スポットでの外国語はほぼ聞こえなくなりました。

 

インバウンドに頼りすぎたツケが回っているという声も聞こえてきますが、やはり京都という日本随一の旅スポットですら、苦境に陥り、観光地近くの銘店が営業自粛のまま閉店に追い込まれるケースも出てきています。

 

7月以降を一般的には新型コロナウイルス流行第二波と日本においては解されています。5月に緊急事態宣言が解除されて、それは2ヶ月と持たぬまま第二波はやってきました。第二波の特徴は軽症患者が多数出たことでした。私の身の回りでも仕事の関係者を中心に感染者が発生し、感染疑い者の濃厚接触者との巻き込まれ事故もありました。(結果的に濃厚接触した相手がPCR検査陰性でことなきを得ました)

 

この記事を書いている9/12(土)時点で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は第二波のピークは7月末だったのではないか、とのことで8月の感染者高止まりののちに、緩やかに感染者数のエピカーブは減少の曲線を描いているとの見解となっています。9/11(金)の報道で、10月から東京のGOTOトラベル参入の予定が発表されました。

 

ここから気をつけないといけないのは、気候がよくなってくるこの時期での東京在住者、目的地東京のキャンペーン参入です。このタイミングで多くの方が移動を検討するのではないかと考えました。じょーじ💎のTwitterのアンケートシステムを通じて、旅への状況を調べました。12時間の調査で150件の回答を得ました。一部私のフォロワーさん以外の方がリツイート頂いたこともあって、フォロワーさん以外の方の回答も一部混じった数字にはなっているかと思います。
 

<旅に対するアンケートの回答の特徴>

① 全体の10%の方が9月までに「旅」を始めている

② 9月までに「旅」を始めている方の倍以上の方が10月以降動き出す

③ 全体の2/3の方は「旅」について慎重な対応を続ける予定

 

N数も決して多くないですし、回答してくださった方が日本全体の特徴を代表しているとは思いがたいですが、だいぶ思った通りの数字が出てきた感があります。「倍」という明確な数字ではないにしろ、「旅」を準備している方が相当数いらっしゃるということです。これをきっかけにまずは実体経済の立て直しが進めばとても嬉しいです。私にも一部お金が溢れて来ればいいな、と思いますので、仕事も頑張ります!

 

一方で、10月のGOTOトラベルの東京解禁の朗報と合わせて心配なのが、新型コロナウイルスの再々流行です。結論、こればかりはわかりません。

 

良くも悪くも田舎は監視の目が厳しい。マスク警察や村八分など問題にもなりましたが、自制が働いたことも事実です。一方で、全国的にGOTOキャンペーンが解禁、大規模イベントも解禁となれば、確実に対策できないまま旅やイベントに繰り出す方が出てきます。山手線でキャンペーンした反マスク派の存在もあるわけで、いくら個人で感染症対策を気をつけても、相手がちゃんとしてくれない以上は難しい部分もあるわけです。飛沫にウイルスが乗っていればマスクをしてくれていなければ感染してしまうわけで、もはやこれは運が悪いとしか言いようがなくなるわけです。

 

では個人的にはどうしようか悩みます。

 

① 『感染症対策のさらなる徹底』

 ※ マスク着用、手洗いうがい、手指消毒、3密回避、ソーシャルディスタンスはこれまで以上に徹底します

② 『感染症対策を徹底した上で9月以降「旅」を解禁』

 ※ 「旅」は当面「ひとり」を前提とします。対策分科会でも少人数分散型の旅の奨励をしています

③ 『GOTOイートの継続』

 ※ 1人で30分以内の喫食を基本とするが、当面は2名、年内は最大でも3名程度の極めて静かな会食にトライしていきます

④ 『その上で、年内はご当地キャラクターのイベントは遠慮』

 ※ 単体キャラさんのお散歩イベントで密を回避できそうなものは様子を見て伺うかもしれません。複数キャラさんが登場する大規模イベントは、今後予定されているいくつかのリアルイベントの状況をみて来年以降の参加の可否を検討していく予定です

 

大好きなご当地キャラさんたちにご迷惑をかけず、徐々にニューノーマルを前に進めていく私なりの決意でございます。徐々に経済を回し、ご当地キャラさんの活動も応援する、そんな「旅」のあり方を模索していく秋にしたいと思います。来年にはさらに大きな一歩が踏み出せるためにも「感染しない、させない」を引き続き徹底し、できる対策はとりつつ前に進みたいと思います。

 

皆様にとっても、良き秋になりますように!!!

 

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<参考文献>

◆ 9/11(金) 第9回分科会資料

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/corona9.pdf

 

◆ 9/11(金) GOTOトラベル事業及び県を越えての人の移動についての分科会から政府への提言

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/gototravel_suggestion.pdf