築年数が経過した住宅でも、メンテナンスすることによって
劣化を抑え長く快適に住み続けることができます。
現在では中古物件を安価で購入し、入居前にリフォームする方も増えています。
そこで気になるのが費用ですよね。
でも金額を少しでも抑えたいところ・・・補助金などを使って賢く利用したいところです。
みなさんの外壁塗装への道のりが少しでも楽になる情報を提供します
1-補助金とは？
補助金とは、住宅のリフォームや修繕にかかる費用の一部を国や自治体が支援してくれるものをいいます。
補助金は金融機関等で借りるローンとはことなり、基本的には返還する必要のないお金です。
そのためリフォームなどを予定し、対象となる場合には有効に活用したい方法です。
2-補助金と助成金の違いについて
補助金と助成金の違いについて、
「補助金」は、審査が通らなければ受け取れない制度
「助成金」は、条件を満たせば必ず受け取れる制度 の違いがあります。
上記のお金は、工事完了後に受け取れるので、事前に工事代金は用意しておく必要があります。補助金と助成金のそれぞれの特徴は以下の通りです。
・補助金
助成金よりも種類が豊富にあり、支給額が大きい場合が多いです（数百万～）
予算が決まっていて、倍率も高いため申請してももらえない可能性があります。
事前の審査や事後の審査によって額は変動しますのでこの点も注意が必要です。
・助成金
原則通年を通して申請可能で、条件が合致していればほぼ支給され難易度は低めです。
2-はじめに補助金対象区域か確認
外壁塗装の補助金の対象になるためには様々な条件がありますが、
そもそも補助金の対象のないお住まいもあります。
たくさん調べた後に、「うちの地域に補助金がなかった・・・」なんて骨折り損になることのないよう先に市町村へお問い合わせすることをお勧めします。
現在（２０２４年６月現在）、
愛知県名古屋市では外壁、屋根の塗装で使える補助金はありません。
「名古屋で補助金がつかえます」等の記載のある
塗装会社のホームページは悪徳サイトの可能性が高いため注意しましょう。
４-補助金を受け取るための条件
4-1 申請は工事着工前に済ませる
外壁塗装で使える助成金は、ほどんどの場合申請は着工前に行う必要があります。
申請が完了せずに着工してしまうと、助成対象の工事だとしても
お金が降りないという状態になってしまうため注意が必要です。
4-2 自治体で定められている業者にお願いすること
住んでいる町以外の業者に外壁塗装をお願いした場合、助成金が対象外になる場合があります。念のため自治体への問い合わせをお勧めします。
4-3 税金を滞納していないこと
どの市町村であっても、税の滞納があると助成金の対象外となってしまいます。
万一、住民税を支払っていなかったり、過去に支払っていない期間がある場合は、精算してからでないと助成制度は利用できません。
5 まとめ
外壁塗装と検索するだけて、予備キーワードに補助金という文字が上位に出てきます。
高額なリフォーム工事となる外壁塗装、少しでも補助金が降りてくれたら助かりますよね。しかし、愛知県名古屋市では現時点での（２０２４年6月）補助金・助成金は対象外になります。
ホームページで検索すると、あたかも名古屋市で補助金が対象となるようなホームページを多々見かけたためこの題材を選び、対象外とのことを多くの方に伝えられたらいいなと思いました・・・。
新たに、補助金・助成金が発表された場合にはこちらに公開いたしますね
