マドンナ「MDNA Tour」 | 矢沢永吉激論ブログ

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MTVで2012年のマドンナのMDNA Tourを観ました。

もの凄いショーでした。

冒頭では教会で懺悔するシーン、モーテルでの銃撃戦、レディー・ガガの「ボーン・ディス・ウェイ」のカバー。

後半はアリーナ中央でピアニストと2人でのパフォーマンス。

単なるコンサートではない。

複数のテーマを持った、しかしストーリー性に縛られない、音楽、ダンス、映像を絡めた総合芸術と言っていい。


コンフェッションズツアーのメイキング映像ではダンサーのオーディションの映像があった。

マドンナ自身がこんな厳しいオーディションは自分だったら無理だと言ってた。

その次のツアーです。


ダンサーのパフォーマンスだけでも大変なもの。

踊るだけではなく演技もある。銃撃戦や乱闘シーン。高所でのかなり危険と思われるパフォーマンスもある。

考えてみると初期のマテリアルガールの頃からああいうパフォーマンスはやってた。

マイケルジャクソンのTHIS IS ITの舞台演出も参考にしてると思う。


後半、アリーナ中央で上着を脱ぐと「PSYCH」というタトゥーが出てくる。

このタトゥーはマイアミ公演のみ。

ツアー前半は「NO FEAR」だったが途中から会場ごとに変えてくる。

ラストのアルゼンチンは「END」。


上着を脱いだマドンナがピアノの上に横たわって、見たかったらチップを出しなさいと。

何と、あっという間に寝転がってるマドンナの近くにチップが飛んでくる。

アリーナの客はスマホで撮影してる(笑)


マドンナは56歳です。

堂々と世界に向かって女を売り物にしてる。

2012年の世界最高興行収入、トータルで3億500万ドルと言われてる。

あれが世界最高のショーなんだなと。文句のつけようがありません。

納得しました。