ミュージシャンも事情はある | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

普段、ライブハウスやフリーライブは篠原亜季さんをいつも観に行く。


サポートは古賀先生がいつもやってます。


MCで、古賀氏がいつも言うこと。


ラブソングなんてもう聴き飽きてるんだよ。何十年もサポートでいろんなアイドルの歌を聴かされて、好きです、愛してます、あなたのことが大切ってもういいよって。


みんな愛してます、明るい明日に向かって頑張ろう、一緒に歌って元気になろうよ、きっと今日より明日はよくなるよって。


そんなのは日本中の歌手が歌ってるんだと。そういうのとは違う歌を歌うやつがいてもいいんだと。篠原さんの詞は個性的で読むとなかなかいいんだと。


MCでそういう話をします。私はこれを真に受けてた。


先週は川崎銀座街のフリーライブに篠原亜季さんと岡田茜さんが出ていた。


古賀氏は両方のサポートをしてた。


岡田茜さんは明るくて元気で盛り上がって客にマイクを向けて歌わせるステージ。古賀氏はというと岡田茜さんにマイクを向けられて結構楽しそうに歌ってた。


あれ?話が違うぞ。そういうの嫌いじゃなかったんだっけ。


岡田茜さんのステージの時には古賀氏は結構大人しくしてる。岡田茜さんが終わると次は篠原亜季さんが上がってくる。


古賀氏は態度がガラッと変わってMCでしゃべりまくる。


合わせてるんですね。2人のサポートをやってるのを見て気がついた。


たぶんどっちでもいいんです。仕事だから。マイク向けられて歌ってもいいし、MCで芸能界裏話をしてもいい。


篠原さんのライブではクリスマスソングなんてここ数十年毎年やらされてる、年末年始カウントダウンも毎年やってる、もう飽きたっていつも言ってる。


他の現場では違うんでしょうね。



インディーズだけではない。メジャーの世界でも同じようなもんだと思う。


Z'sのバッキーさんは矢沢永吉のバンドの前は前田敦子のサポートをやってた。


YOKANさんは超人気者だから関ジャニ、EXILE、絢香さんなどいろいろ。


好きだからやってるのか、仕事だからやってるのか、よく分からない。私から見たら関連性が見えない。


それと比べると山本恭司さんはいいと思う。

山本恭司さんの活動を見てると基本ソロが多い。でっかいホールでメジャーなアーティストのサポートやったりツアーに同行したりしてない。


小さいところが多いけれどソロで日本各地を回っていて客と接している。


テレビに出ている有名な芸能人の大規模なツアーに参加して名前を売るのが悪いとは言わない。


しかし客として見てるとこの人、別の現場とは違うと思うけど本当に好きなのかなあって疑問を持ってしまう。


仕事だからやってるってのは我々も同じなんですけどね。