矢沢永吉のインタビューからヘーゲルを連想した | 矢沢永吉激論ブログ

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ソニーの頃の矢沢の曲はボーカルしか聴こえない。

「吐息感を聴こえるようにして」。時間よ止まれが典型的。ミックスやっててもボーカル上げろと。

2000年の矢沢。「vocal just a little bit down」もし昔に戻るならボーカル4dBくらい下げると。

最近の矢沢はファンはボーカルしか聴いてないと言ってる。ギターやサックス、キーボードのソロのパートは短い。LAST SONGもそう。

言ってることが初期の頃に戻ってるようにも聞こえる。しかしアルバムではネイザン・イーストを使ったり紅白では山本恭司さんを呼ぶ。

聴く側としては昔に戻るのでもなく否定するのでもない、揺り戻しながら振り子は両極に揺れる、哲学で言うヘーゲルの弁証法の中の止揚、アウフヘーベンを矢沢はやってるのかなと。

いまは受験シーズン真っ只中ですが受験勉強でやる哲学とロックを結びつけるとそんな風に考えることもできるかなと考えました。

すみません。こういうのカバチって言うんですかね^^;

2000年 秋 東京