スティーブルカサーのプレイと矢沢永吉のアレンジ | 矢沢永吉激論ブログ

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スティーブ・ルカサーの絡みでpacyさんがコメントで書いてくれたのでせっかくなので紹介してみます。

1990年の矢沢永吉のアルバム「永吉」に収録されてる曲です。

ギターソロは1:56あたりからほんの少し。あのサウンドはルカサーっぽいです。

ギターが前面に出てくる時間は短い。でも世界的に大ヒットしたTOTOのアフリカよりも部分的にではあるがはっきりと聴こえる。

一流のミュージシャンを使ってるからと言って楽曲全編に使いまくるのではなく少しだけ聴かせる。時間は短いけれどもインパクトはある。

出るところと引くところをはっきりさせる。トータルではいろんな音を使っていても瞬間的な音数は少ない。

これがアレンジの妙味でありセンスというもの。渋谷陽一のいうサウンド貧乏性の対極にあるものです。

し・ん・く / 矢沢永吉 「永吉」


永吉/EMIミュージック・ジャパン

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