印象派はロックだ! | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

最近、BSの番組でエドゥアール・マネの特集を見ました。


1800年代、19世紀フランスの印象派と言われた画家です。今回はソフィーマルソーが案内してました。


代表作は「草上の昼食」。パリのオルセー美術館の特等席に置かれてる作品です。


それまでの西洋絵画は女性を描く時はあくまでも美しく、宗教的なモチーフに則って描かれた作品がほとんどだった。


マネの作品はおそらく意図的に女性を写実的に描いてる。あえて美化せずにモデルの姿そのままを描いている。


草上の昼食は下絵では景色のいい広々とした風景だったのを途中で木を描き込んで森の中に変えている。そこに裸の女性と服を着た男性がいる。その後の展開は誰でも想像できる。

絵のタッチは従来の西洋画と比べて緻密さはなく荒っぽい。マネに影響を受けたクロード・モネを初めとして荒いタッチの風俗画が多いです。


マネのこのスタンスは現実の世の中を描いているものであり宗教画のような架空の世界ではない世間一般の人々の暮らしを写し出すんだというメッセージのようです。


草上の昼食から見て、マネが音楽をやっていたらどうなるだろう。


可愛い女の子を集めたアイドルユニットはまずやらないだろう。ボーカルは女性で包容力のある歌、エロいコスチューム、でも必ずしも若い子ではない。


そういうバンドが売れるかどうかは分かりませんがやるとしたらリズム&ブルース、ロックだろうなと。

昔の画家ってたぶんロックですよ。