「真昼」 矢沢永吉 2005年バージョンと2011年バージョンを聴き比べていろいろ考えた | 矢沢永吉激論ブログ

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ONLY ONE ~touch up~


前にも書きましたがこれはリメイクではなくリマスターなのであまり腰を入れて聴いてませんでした。最近、少し時間があったのでまた1曲ずつ聴き比べてみました。


ライブDVD には入っていないのでツアーではやらないでしょうが「真昼 」という曲が結構気に入ってます。


2005年版と2011年版を比較してみました。


2005年版

キーボードがメインでベースは控えめ。リズムギターは真ん中から控えめに聴こえる。間奏のギターも真ん中から。楽器のトーンが全体的に低めで抑え気味。


2011年版

リズムギターは音源は同じかもしれないが左から聴こえる。サイドギターは右から、間奏とエンディングのギターも音源は同じかもしれないが中央から聴こえる。楽器のトーンは高め。


2005年版は左右の音のセパレートがないのでアレンジも単調に聞こえるが2011年版は音の位置、方向を意識させるつくりになっている。


サウンド的には矢沢の言いたいことは分からないではないし聞く耳を持たないわけでもない。


でもこういうリメイクをするならもっと大胆にオーケストラを呼ぶとかウェンブリーみたいにロッド・スチュアートとボン・ジョビとデュエットしてレコーディングするとかとんでもないことをやって欲しい。


日本人でそういうムチャなことができるのは矢沢永吉くらいだと思う。



ロバート・パーマーからもメッセージが来たでしょ。

「To YAZAWA Break a leg! from ROBERT PARMER」
「矢沢、かましてやれ」
って。


80年代にNHK教育の番組に出た時もファンから言われたじゃん。
「矢沢さん、もっと突き抜けるようにブチかましてください」

アメリカをあきらめるなって。


苦笑いしてたけど誤魔化して欲しくはないんですよ。

MTVを買収してオーナーになるとかもう一度オーストラリアでビルを建てて30億円パクられたリベンジをするとかそれくらいやって欲しい。


それがロックってもんじゃないの?

私は成りあがりをそういう風に読んでます。

よろしく。