bridge vol.49 2006/8 vol.4 「僕はすごい進化をしてる頃だね」 | 矢沢永吉激論ブログ

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bridge vol.49 2006/8 vol.3 「現役で34年間」


-収録曲が80年代後半から90年代に集中してるじゃないですか。永ちゃんのアレンジが「おーい、どこ行ってるんだ」って時期だったと僕は思うんですよ(笑)。

 

これは矢沢さん自身の選曲なのかと思ったら、スタッフが選んできたんですよね。この時期の楽曲がゾロゾロ出てきたときに、お前ら何が言いたいんだっていうふうに思いませんでした?

 

 「結局リミックスなんだよね。簡単よ。リミックスで解釈が全然違うわけ。だから新たなリミックスが必要なんですよ。

 

それでストンと入れるようにしちゃったら、ねえ、この曲こんなによかった?(笑)。俺、原曲聴いてたけど全然違うじゃん、みたいな。

 

同じ曲なんだけど、構えて聴くのか、何にもしなくてもBGMに入ったらいい曲だなと思えるかっていうところのさ。

 

ある人は僕にこんなこと言うよ、『矢沢さんってやってることが早いから、この3枚組って全然古くないよね』って。リミックスした意味はそういうとこにもあるのかな」

 

-この楽曲のセレクションはスタッフからのメッセージだと思うんですよ。この時期、矢沢さんがどういうモードだったのか知りたいんですが。

 

 「さっき言ったように、僕はすごいミーハーだから、アッと思ったらグッと行く、フッと思ったらハッと行く。すごくキャッチが早いですよ。

 

ひょっとしたら感受性が強いし、素直なのよ。この頃ってものすごいエネルギーで、アメリカ行ってイギリス行って。

 

向こうの連中たちと揉まれながら、僕はすごい進化をしてる頃だね。ものすごい勢いでボールを投げたり受けたり、マジに突っ込んでた」

 

・・・続く